週刊誌の広告に「悪質スカウトマンに欺されて風俗に堕ちた女子大生たち」といった文言がありました。記事の焦点は「女子大生」にあるようですが、私は「悪質スカウトマン」が具体的にどんな奴でどんな手口を使うのか、の方に興味を持ちました。私には娘はい
観光客は「見るもの」でありますが、地元の人間からは「見られるもの」でもあります。ということは、観光客ではない地元の人間同士もまたふだんから「見るもの」「見られるもの」なんですよね。意識していないかもしれませんが。【ただいま読書中】『長崎海
漢字二文字の苗字で、ひっくり返しても成立するものがたくさんある、と以前気がつきました。たとえば「岡田/田岡」。で、どんな漢字がそういった「ひっくり返してもOK」の苗字を作りやすいかと言えば、たぶん「山」や「川」といったシンプルなものじゃな
20世紀には電車やバスに乗ると窓の外を食い入るように見つめている子供がよくいましたが(私自身がそうでした)、最近はどうです? 「風景が流れる」なんて今の子供たちには珍しいことではないかな?【ただいま読書中】『鉄道少年たちの時代 ──想像力の
来年度の年金は「o.1%の増額」というニュースが先日流れていました。厚生労働省のことですから、きっとこれは本来の数字が「3分の1」になっているんでしょうね。【ただいま読書中】『シンガポール占領秘録 ──戦争とその人間像』篠崎護 著、 原書房、
「テーブル・マナー」と言われたら「正しいものを学ばなければ」と思いますが、「箸の上げ下ろし」と言われたら「うるさい」と感じる人が、日本には多くないです?【ただいま読書中】『サイコパス・インサイド ──ある神経科学者の脳の謎への旅』ジェーム
ものを知らないことは罪ではありません。ものを知らないことを知っているのに知ろうとしないのは、怠け者でしょう。知らないのに知っているふりをするのは、“罪"でしょう。そして、ものを知らないことさえ知らないのは、何かな? だからと言って世界のす
江戸時代の相撲取りの名前で有名ですが、これは日本各地にある雷電神社からとったものでしょう。ところで江戸時代にまだ「雷は電気」は常識ではなかったはず。むしろ「雷電」から「電気」という言葉が生まれたのだろう、と私は想像しています。ならばどうし
ネットゲームのチャットを見ていると、「無課金で頑張っている」という主張をしている人が時々います。これって、学生時代に試験の前に「全然勉強していない!」と主張していた人たちと同じ態度かな?【ただいま読書中】『白い盾の少年騎士(下)』トンケ・
政治やスポーツの世界の薄汚さの根源は「爺さまによる支配」でしょう。【ただいま読書中】『白い盾の少年騎士(上)』トンケ・ドラフト 著、 西村由美 訳、 岩波少年文庫、2006年(11年2刷)、880円(税別)https://www.amazon.co.jp/gp/product/400114577
外食で「麺類が食べたい」「肉が食べたい」と思ったら選択肢は豊富で、店はいくらでも見つかります。ところが「魚が食べたい」となると、和食の高級な店か定食屋、鰻、鮨……あとは? 意外と見つかりません。「野菜が食べたい」となると、中華や定食屋、あ
「それは可能性がある」とか「それは不可能だ」とかいう判断の根拠の多くは、経験か論理です。たまに単なる願望のこともありますが。ただ、それが学術的な議論だったらともかく、日常会話レベルでは「その判断の根拠」が明確に示されることはあまりありませ
京都で昨日開催された都道府県対抗女子駅伝、熱戦でしたが、実況アナウンサーが妙に東京に肩入れをしているのが気になりました。選手紹介で東京の選手は妙に熱心に詳しく語るし、たすき渡しの時には、他の府県のときは平静に「○○県が来た」とかあるいはあ
昭和の半ば頃、「年賀状はできたら毛筆、最低万年筆で書くべき。ボールペンは失礼」と私は教えられました。 昭和の末期、「年賀状は自筆で。印刷は失礼」と言われていました。 平成の末期、年賀状は出すだけでポジティブに評価されるようになったようです
私が「ライト兄弟」について知っているのは「初の動力飛行」「自転車屋」くらいです。そういえばどうして自転車屋が飛行機を作ったんでしょうねえ?【ただいま読書中】『ライト兄弟 ──大空への夢を実現した兄弟の物語』富塚清 著、 山崎明夫 編、三樹
昭和の時代に、「最近の子供は漫画ばかり読んでいて本を読まなくなった」と嘆く声を聞いて、子供だった私は笑いそうになりました。だって私自身は「本ばかり読んでいないで、外でもっと体を動かせ!」と言われて育っていたものですから。本を読んでいたら文
昭和の末頃「ニュー・メディア」なんて言葉がありましたが、この「ニュー」の“有効期限"はどのくらいなんでしょう?【ただいま読書中】『テレワーキング革命 ──在宅勤務、無出社勤務、サテライトオフィス、フレックスタイム……へのシナリオ』大沢光
「美しい日本語」や「難しい日本語」が存在しているのではなくて、「日本語を美しく使う人」や「日本語を小難しく使う人」がいるのではないでしょうか。少なくとも私は、「日本語」を実際に見たことはありませんが、「日本語を使う人」は実際に見たことがあ
「愛」に関して人は「愛したい」と「愛されたい」のバランスの中で生きていると言えるでしょう。ただ、ドンファンとか浮き名を流すとか派手な行為をしている人が、「たくさんの人を愛したい」のか「自分がたくさんの人から愛されていることを確認したい」の
本当だったら連続殺人をするはずだったサイコパスを、初犯で運良く逮捕できたとしたら、逮捕した人は自分が殺人犯を逮捕しただけではなくて、連続殺人を予防できたのだ、ということを意識できるでしょうか? 周囲の人間は「予防」を賞賛できるでしょうか?
「石橋を叩く」行為そのものは別に悪いものとは思えません。どんなに立派で安全に表面上は見えてもメインテナンスの手を抜いていたら危ないですから。「渡る」ことも悪いことではないでしょう。そもそも渡るために安全を確認しているのですから。すると「石
言葉は若者によって変化させられます。誤用や独自の工夫などによって若者言葉が成立し、その一部は「国語」にいつのまにか取り入れられてやがて「正しい言葉」へと“昇格"します。「大人」は習慣の奴隷になりがちですが、若者の心は柔軟だから、言葉の「新
自動運転が普及したら事故が減るはずです(減らなければ自動運転の意味がありません)。すると自賠責などの保険料は安くなるはずです。さて、それはいつのことでしょう?【ただいま読書中】『動く墓 ──沖縄の都市移住者と祖先祭祀』越智郁乃 著、 森話
高層ビルの展望台では、私は思わず下界を眺めてしまいますが、東京だったら「空」を見た方が良い、ということに先日気がつきました。だって東京で「広い空」を眺めることは地べたからだとまわりのビルが邪魔をしてなかなか難しいんですもの。だからそのビル
昨朝出勤しようとすると自動車の窓が凍っていました。この冬初めてのことです。車のポケットに入れている小型のスクレーパーで簡単に落とせましたが、さて、この次はもっと手強くなるのかな。【ただいま読書中】『王への手紙(上)』トンケ・ドラフト 著、