「芥川賞」……芥が流れる川を記念した賞「草芥」……草はゴミである「荊芥」……荊もゴミである「芥虫」……ゴミから生命が発生するという主張「大海は芥を選ばず」……プラスチックは勘弁して欲しい(by海の代弁者)「芥子」……ゴミの子供「芥子和え」……
昭和の頃に「無医村」問題を解決するのに、人口を減らして「村を消滅」させたらそれとともに「無医村」も消滅する、という解決策が(半分ジョークで、半分本気で)言われていたことがありました。現在日本中に存在する「限界集落」問題は、それでは解決しな
「英国」……英明な国「英明」……英国人は明るい「俊英」……俊敏な英国人「英雄」……イギリス紳士「英文学部」……卒業生は全員英文学者になる学部「英和」……イギリスは平和「石英」……石化した英国「英語」……米語とは違う言語「英霊」……なぜか最近
ラヴォアジェの頭をギロチンで切り落とした人間の方が、ラヴォアジェよりエライとは限りません。【ただいま読書中】『完璧な夏の日(上)』ラヴィ・ティドハー 著、 創元SF文庫、2015年、1000円(税別)http://www.amazon.co.jp/gp/product/4488752012/
これはフィクションです。 警察に電話がありました。「男が下半身をもろに露出させていました」「どこですか?」「その男の自宅のトイレの中です」「それを目撃したんですか?」「はい、しっかりと」【ただいま読書中】『バルバラ異界(2)』萩尾望都 作
経済成長ばかりを目指すのではなくて、経済成熟を目指す、というのは、ナシですか? 人だったら「成長」だけではなくて「成熟」も“良いこと”なのですが。【ただいま読書中】『原子力・核・放射線事故の世界史』西尾漠 著、 七つ森書館、2015年、4000円
この世には頭の良い人と悪い人がいます。頭を使う人と使わない人がいます。頭を良い方向に使う人と悪い方向に使う人がいます。だけど、どの組み合わせがその人にとって一番幸せかは、わかりません。周りの環境も関係しますから。【ただいま読書中】『チャー
テロというか、テロの予告のつもりなのかもしれません。あるいは「爆弾を積んでいつでも襲えるんだぞ」の示威。もっとも、本気でテロをするつもりだったら、あからさまな手段の誇示はしないでしょうけれどね。 もしかして「汚染水はコントロールされている
生命の誕生が実際にどのようなものだったのかはまだ謎ですが、最初の単細胞生物はおそらく化学エネルギーか太陽エネルギーを“栄養”としていたはずです。で、そのうちに、他の生命が持っている資産を乗っ取って生きていく「肉食」生命体が登場したのでしょ
管制官が配置されている国内の空港では最高高度に位置していて、山地で天気が荒れやすく、さらに今回の事故で計器着陸の機器が壊れたため、事故再発予防のために雨が降れば広島空港便は欠航だそうです。なんでそんな天気に弱いところにわざわざ空港を開港し
本屋大賞があるのですから、図書館員がお勧めしたい本の大賞「図書館員大賞」あるいは「司書大賞」なんてものもあって良いのではありませんか? 部門賞として「公立図書館」「大学図書館」なんてものも作れそうです。【ただいま読書中】『剣客商売全集第六
戦争中に「グラマンに機銃掃射を受けた」体験を持つ日本人はけっこうな数、います(実は私の親類にもいます)。ところが「そんなことがあるわけがない」とそういった体験談を簡単に否定する人もいるのだそうです。先日読書した『青い光に魅せられて』を書い
トマ・ピケティの『21世紀の資本』が評判になっているそうです。ただし私はまだこの本を読んでいないので(そもそもマルクスの『資本論』さえ読んだことがない怠け者なので)、本の内容については論じることができません。 最近興味深いのは「反アベノミク
この前、花見の人混みの中で感じたことです。 人混みで離れないようにしっかり相手の手を握る、はよくある状況です。で、その2人が寄り添っていれば良いのですが、問題は、体は離れてしかも手はしっかり握っている状況。 プロレスで「クローズライン(Clo
ネットには、「毎日充電する必要がある」ことを理由としてスマートウォッチを否定する意見がありますが、それってそこまで重大な問題なんです? 「残業代ゼロ」で「24時間戦う」人には「腕から外して使えない時間帯がある」ことは大問題でしょうが、私の場
「お金のため」「自分のため」「家族のため」「社会のため」……いろいろな理由を挙げる人がいると思います。それはもう人それぞれ。ただ、私がちょっとわからないのが「家族のため」。それを言う人が「家族を持ってから就職した」のならわかります。だけど
徒然草では「仁和寺の法師」は間抜けな行動をする人扱いです。 この前仕事で京都に行ったとき、たまたまホテルのすぐそばに嵐電の駅があってたまたま時間がぽっかり空いたので、嵐電で仁和寺に行ってみる気になりました。別に意味があるわけではありません
「可哀想な人」はこの世にたくさんいます。中には「自分が可哀想であること」を“売り物”にしているたくましい人もいますが。【ただいま読書中】『移動販売車がゆく ──買い物弱者を支える「にこやか号」奮闘記』宮下武久 著、 川辺書林、2014年、1400
この前若い衆が大量に集まっているところに出くわしたのですが、皆さん同じ角度に首を傾けて手元を見つめていました。もちろん手にはスマホ。 で、ふっと思ったのです。あれで手に持っているのがスマホではなくて本だったら“大人”は何も言わないんだろう
子供時代に夢中になって見たテレビ番組のことを思い出しました。あれは過去の世界に紛れ込んでしまった人をなんとか救おうとする物語でしたが、あの技術を応用したら「過去の歴史」を“リアル”に見ることが可能になるわけです。さらに「過去」を「現在」に
ユングは「シンクロニシティ」と言いましたが、先日の『声をなくした紙しばい屋さん』に続いて、今日の本にも「黄金バット」が登場します。これは何の一致なんでしょうねえ?【ただいま読書中】『東京サハラ』さとうまきこ 著、 理論社、2002年、1500円(
愛用していた「粛々と」ということばを「上から目線」と論難された菅さんは、まるで「王さまは裸だ」と言われた王さまのように吃驚した様子でした。まさかあのことばで傷つく人がいたとは思わなかったのでしょう。で、かわりのことばですが「堂々と」はどう
文書による契約が重視される社会とはつまり、口約束を守らない人間ばかりで構成されている社会、ということですか?【ただいま読書中】『剣客商売全集第5巻』池波正太郎 著、 新潮社、1992年(98年3刷) 剣客商売第9巻「待ち伏せ」と第10巻「春の嵐
久しぶりに車で出かけたところで、新しくバイパスができていて、以前の渋滞ばかりしていた国道はがらがら。それどころか道路標識が「国道」ではなくて「県道」になっていました。一桁の幹線国道も降格されるんですね。【ただいま読書中】『ふしぎな国道』佐
同じ詩にいろんな作曲家が曲をつけた、というので代表的なのはゲーテの「魔王」ですが、そんな感じで小説でも「同じ時代、同じ登場人物で、違う小説家が同時に作品を書いた」なんて作品集があったら楽しそうです。音楽とは違って小説の場合「あとから書く方
天皇陛下は慰霊の旅を行い続けています。手近な靖国神社ですませようとは思っていない様子です。【ただいま読書中】『玉砕の島々 ──サイパン・グアム・ペリリュー・硫黄島』平塚柾緒 著、 洋泉社、2015年、1700円(税別)http://www.amazon.co.jp/gp/p
私は「米は、粒と粒をこすり合わせるようにとぐものだ」と教わりました。だから「磨ぐ」のであって「洗う」のではない、と。 しかし最近の米は、磨ごうと思っても、ちょっと水をくぐらせるだけでもう濃いとぎ汁が出なくなります。精米技術が進歩して米ぬか
私は近くのコンビニで名乗らなければならないサービスを、この数箇月、月に2〜3回ずつ利用し続けています。すると先日は店に入るなり「おかだ様、いらっしゃいませ」と。コンビニで顔パスがきくようになったことを喜ぶべきか、ちょっと複雑な気分です。【
透明人間を主人公にした小説を今までにいくつか読んだことがありますが、なぜか主人公はすべて男です。なぜ女性は透明になりにくいのでしょう?【ただいま読書中】『透明人間の恋』安藤ゆき 作、集英社クリエイティブ(別冊マーガレット)、2013年、400円