私が若い頃に夢中になって読んだシリーズの一つに「海の男ホーンブロワーシリーズ」があります。友人に勧められて軽い気持ちで読み始めたら、あっさりはまってしまいましたっけ。そろそろ読み返してみようか、と思うのですが、同じ著者の別の本をまず読んで
現在の東京で「江戸前」を売り物にしている店があったと記憶していますが、「江戸前の魚介類」を売り物にしている店があるかどうかは存じません。かつては豊かだった江戸前の海がその豊かさを取り戻す日はあるのかな?【ただいま読書中】『すし 天ぷら 蕎
イギリスはEUから離脱しようとし、スコットランドはイギリスから離脱しようとしています。 こういったまとまりの無さを見ていると、SFではおなじみの「地球連邦」ができるのはずいぶん先のことになりそうだ、と思ってしまいます。というか、人類はまと
ひどく大きな夢を見る人の多くは、現実を知りません。だから現実にぶつかることによって夢は少しずつ小さくなってしまいます。ということは、最初から小さな夢しか見ない人は、現実を変えることは全然できなくて現実に変えられてしまうしかない、ということ
「移民が来たら職を奪われる」という意見があります。ところでその「移民」の本国で移民(候補)の職を奪っているのは、誰なんでしょう? もしかして、国際的にぐるっと回って「職を奪われる」と主張している人もそのことに関与している、という可能性は?
蕎麦屋さんで美味しくいただいていたら、後方の席に賑やかに女性のグループがやって来ました。別に聞き耳を立てたわけではありませんが、何を喋っているのか丸聞こえです。で、その中で面白かったのが注文の時の「山かけそばの『冷』とととろざる蕎麦とは、
1)誰かに丸投げをする。 2)トラブルの“原因”の人、あるいは丸投げをしたのに解決をしてくれない人への悪口に熱中する。 どちらにしても、自分は解決への努力を求められずに済みます。【ただいま読書中】『こんな写真があったのか ──幕末明治の歴
精神論を強く主張する人の主張の弱点は、エビデンス(根拠)と具体的な方法論についての言及が極めて薄弱なことと、成功率が何%かの実績の提示(「○ニュートンの力で殴ったら競技成績が×%向上する」とか、のデータ)がないことです。【ただいま読書中】
東京電力の社長が「炉心溶融(メルトダウン)を隠蔽した」としぶしぶ認めたそうです。 「汚染水はダダ漏れだった」と認めるのは、いつ、誰なんでしょうね。【ただいま読書中】『身近なものの進化図鑑(1)電化製品』スタジオダンク、汐文社、2012年、2300
阪神淡路の頃から「被災者のわがまま」をいさめる論調が時にありますが、私から見ていちばん「わがまま」なのは政府ではないでしょうか。被災者には各個人ごと各地域ごとの事情があることを無視して「復興」を計画し、法律で行動や予算に一律の縛りをかけ、
チャンピオンになるためには、まずチャレンジャーにならなければなりません。【ただいま読書中】『子どもの貧困と教育機会の不平等 ──就学援助・学校給食・母子家庭をめぐって』鳫咲子 著、 明石書店、2013年、1800円(税別)http://www.amazon.co.jp/gp/
「人を見る目がある」とはつまり「人を正しく評価する能力がある」と言い換えることが可能です。では評価する側に「人を見る目がある」かどうかをどうやったら正しく評価できるのでしょう? 一見簡単な気はします。「こいつは有能だ」「こいつは無能だ」と
住宅地を見慣れないおじさんが自転車であたりをキョロキョロしながらゆっくり走っていました。そして手に持った地図とあたりを見比べて自転車を止めると、荷台から封筒を取り出して目的の家とおぼしき場所の郵便受けに。チラシ配りかな、と私は推測します。
東電社長が「官邸の指示」を理由に社員に「炉心溶融(メルトダウン)という言葉を使うな」と指示していたそうです。で、当時の官邸側はそれを否定している。 「違法ではないが不適切」とか「第三者の厳しい目で」とか言いたくなってしまいました。私も「マ
図書館の本に平気で線を引く人がいます。面白いのは、その線がみごとに「ポイント」を外していることが多いことでしょう。「こんなのただの修辞だぞ」というところに念入りに線が引いてあって、「これが著者の主張のキモだろう」は無視されていることがけっ
アメリカの誰の小説だったかな、「お前の墓で踊ってやる」という言い回しを見たとき、そのネガティブな思いの強さに驚きました。相手の死を喜ぶだけではなくて、それを荒らしてはならない墓場で表現するわけですから。 ただ、これが日本だと、同じ思いを「
私の親は戦前生まれで、いろんなことで意見の不一致がありましたが、食べものの話になると「配給米は不味かった」で意見が一致します。なんでも外米がどっさり混ぜられていてぼそぼそして臭くてなんとも嫌な味だった、と。それでも「米」が食えるうちは良く
「苛政」……苛々させる政治「苛政は虎よりも猛し」……苛々は虎よりも強い「苛立つ」……苛が立つ「苛つく」……苛がつく「苛高数珠」……苛が高くつく数珠「苛々」……苛が二つ「苛性ソーダ」……苛の性質を持つソーダ【ただいま読書中】『プリムローズレー
「各個人の個性が尊重される社会」では「あの子ちょっと変わってるよね〜」が「褒め言葉」のはずです。【ただいま読書中】『プリムローズレーンの男(上)』ジェイムズ・レナー 著、 北田絵里子 訳、 早川書房、2014年、760円(税別)http://www.amazon.co.j
桝添さんの言い分をすべて認めたら「政治家が生きていくこと自体がすべて政治活動(の一部)である」となります。絵画で財テクするのも漫画を読むのもホテルに家族と泊まるのも「政治活動」なんですから。だったら「減給」なんてケチなことは言わずに都知事
「たとえ嘘でも、100万回繰り返して主張すれば『それは真実である』と信じる人が出てくる」と言ったのは誰でしたっけ? ともかく、現在桝添さんが行っている“戦術”は「とにかく100万回同じ主張を繰り返そう」であるように私には見えます。100万回「丁寧
自動車を運転していて時々遭遇するのが「マイペースの安全運転」です。 先日は、片道二車線の自動車専用道路でそんな車を発見しました。普通に走っていたら前方で妙な自動車の行列があって、その中で複数の車がひらりひらりと車線を変更しているのを後方か
昭和の時代には珍しかった集中豪雨が最近は「日常の現象」となったような気がします。「ゲリラ豪雨」なんて「日常の言葉」ですからね。 昨日「行ってきま〜す」と家を出て数分後、一天にわかにかき曇り、バケツをひっくり返したような豪雨となりました。通
地震・津波・噴火・水害など、日本列島は災害の宝庫です。で、それが予知できたらどんなに良いことか、と考えていて、良いことばかりではないことにも気づきました。 「災害の予知」とは「○月○日○時○分に××を震源としたマグニチュード□の地震が発生
元の末裔であるモンゴルは、ソ連の衛星国として社会主義国になっていましたが、現在の日本人からは横綱など力士が何人も出てきたと相撲関係でだけ認識されているでしょう。ではその「力士たち」がどんな宗教を持っているのか、とかに現在の日本人は興味を持
1977年F1日本グランプリは富士スピードウェイで開催されました。当時の日本では「暴走族」が社会問題になっていて、自動車レースと暴走族の区別がつかない人が日本には多数いました(それどころか、普通にオートバイに乗っている人と暴走族の区別がつかな
私にとってテレビは「生活に入ってきたもの」でした。それまでテレビは「よその家に行って見せてもらうもの」だったのですが、「その日」以降は「我が家で見るもの」になったのです(同時にチャンネル権争い、なんてものが発生しましたが)。多くの家電製品
「セイフティ・ネット」に対する最高の褒め言葉は「使われずにすんだ」でしょう。【ただいま読書中】『落ちない飛行機への挑戦 ──航空機事故ゼロの未来へ』鈴木真二 著、 化学同人、2014年、1800円(税別)http://www.amazon.co.jp/gp/product/4759813
「貴著」「高著」……オークションで高値がつく本「著増」……著作が増えること「顕著」……顕かな本「著聞」……本に関する噂「拙著」……拙者の著作「著作者」……作者について著す「著述業」……口述筆記の業界「著る」……「きる」と読めます?【ただいま
「苔径」……忍者専用道路「苔髪」……苔が生えたウィッグ「白髪苔」……白髪のウィッグに生えた苔「舌苔」……好んで舌を繁殖地にする苔「銭苔」……好んで銭を繁殖地にする苔「苔色」……苔の色「青苔」……苔の色はブルー「苔寺」……苔で建築されたお寺「