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日記一覧

 ようやく友人よりスーツケースを借りてきて、本格的に荷造りのスタート。いろんなサイトを見ると己の準備不足に焦ってしまうが、何とかなるかなぁ。あせあせ(飛び散る汗)スーツケースが思いのほか大きかったので、「あれも入る、これも入る」と入れてはマズイでしょうな。

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『ウェリントン将軍〜ナポレオンを倒した男〜(仮)』@フランス映画祭2013 巨匠ラウル・ルイス監督が手がけるも完遂できずに永眠…、遺志を受け継ぎ、妻であり編集スタッフでもあり自身監督業もこなすヴァレリア・サルミネントが完成させた一大戦争絵巻物。

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『森に生きる少年 〜カラスの日〜』@フランス映画祭2013 彼もまた宮崎チルドレンなのか。パリでアニメーションを学んだジャン=クリストフ・デッサン監督の長編第1作。ジャン=フランソワ・ボーシュマンによる原作の大人設定を子どもに置き換えてのアニメ化

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『テレーズ・デスケルウ』@フランス映画祭2013 フランソワ・モーリアック原作のノーベル賞を受賞した『テレーズ・デスケルウ』の映画化でクロード・ミレールの遺作。表面的にはとても怖い女性の話に見えるが、その実<時代や家柄の犠牲>もしくは<古い因習

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『わたしはロランス』@フランス映画祭2013 デビュー作品から全てカンヌに出品され、若き天才ともてはやされるグザヴィエ・ドラン監督による性同一性問題を扱ったラブストーリー。 トリッキーな映像表現やスタイリッシュさが23歳という若々しさを感じさせる

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『ハード・ラッシュ』
2013年06月25日21:55

 フランス映画祭の二日目が私の初日でしたが(ああ、フランソワ・オゾンに会いたかったよ泣き顔)、プログラムに開いた時間つぶしに困り(苦笑)、周辺の劇場で時間帯がちょうど良かったというだけの鑑賞。衝撃『ハード・ラッシュ』 見事なまでの消耗品映

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『ウォーム・ボディーズ』 人は変われるとよく言うが、ゾンビ(死体)だって変われるかも…。謎の感染で街にはゾンビが溢れている。主人公は名前の頭文字が<R>だったことしか覚えていないイケメンゾンビ。そんな彼があろうことか人間の女の子に恋をした。

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『John Rabe』
2013年06月19日22:33

『John Rabe』 とかく噂には尾ひれがつく。なんでも自分で見ていないものは信じられないと言うわけではないが、出来るなら身を持って体験してから判断したいもの。 いわゆる<南京大虐殺>を扱った映画で、日本では公開が不可能と言われるシロモノ。これま

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『嘆きのピエタ』
2013年06月17日21:11

『嘆きのピエタ』 キム・ギドクが帰ってきた。劇映画を休止する間の様子を語った『アリラン』は未見なれど、こうして復帰したのは嬉しい限り。きっと何かを掴んでのことであろう。 タイトルの「ピエタ」とは、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マ

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『華麗なるギャツビー(2013年)』 F・スコット・フィッツジェラルドの代表作にしてアメリカ文学の至高「グレート・ギャツビー」5度目の映像化。原作未読でレッドフォード主演の有名なクレイトン版も見ていないので、新鮮な気持ちで拝見。おそらくこの映画を

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『サウンド・オブ・ノイズ』 変わった映画も数あれど、これはかなりユニークな部類ではないか。音楽テロリストと聞いて、人はどういうものを想像するか。るんるん きちんとした楽器ではなく、身近にある<あらゆるもの>で音楽演奏をする連中を追った話。誰に

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『Pitch Perfect』
2013年06月12日23:34

『Pitch Perfect』 個性溢れるメンバーが集まった大学のアカペラグループが繰り広げる学園ミュージカル・コメディ。主演にアナ・ケンドリックを据えて、はみ出しものの青春グラフィティが時に面白おかしく描かれる。「glee」にも通じる懐メロのカヴァーソン

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 空港使用税のための外為レートが決まったので、残金を支払いに行ってきました。ドル袋ついでにいくつか旅行用品を買い足して、いよいよ本格的に準備の開始です。 そこでオーストリアでシェーンブルン宮殿に行くならこれは観ておくべきか?…と思い鑑賞して

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『蒼白者 A Pale Woman』
2013年06月10日00:17

『蒼白者 A Pale Woman』  メロ・ノワールというのだそうだ。もちろんメロドラマとノワールの合体であるのは分かる。短編映画を出品したゆうばり映画祭で常本監督が今回のヒロイン、キム・コッビ(『息もできない』)に出会ったことから企画がスタートした

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『ローマでアモーレ』
2013年06月09日00:59

『ローマでアモーレ』 人は誰しも夢を見る。夢があるから生きていける。しかし恋・仕事・地位や名誉…様々な夢があっても簡単に叶うとは限らない。 『ミッドナイト・イン・パリ 』に続くウディ・アレンの新作はローマが舞台で、4組の話が語られる。平行す

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『ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界』 またストーリーを説明した余分な副題に閉口しながらの鑑賞。(ちなみに原題は『Ginger and Rosa』)何事も相性というものがある。サリー・ポッターの映画をキチンと観るのは初めてだが、相性はいいかも

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『セブン・サイコパス(原題)』 個性的な癖のある俳優陣による奇妙なクライム・コメディ。複雑な入れ子構造と芸達者なアンサンブルが見もの。 誘拐した犬を素知らぬ顔で飼い主に「見つけた」といって報酬を受けるセコイ裏家業をしている連中がいる。そのう

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『Mama』
2013年06月06日00:54

『Mama』 『パシフィック・リム』の公開が待たれるギレルモ・デル・トロだが、一方では後進の援助にも手を貸している。そんなギレルモ・デル・トロ製作ということで話題のクラシカルな怪奇ホラー『Mama』。 ヴィクトリアとリリーという姉妹は次々と悲劇的な

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『殺人の告白』
2013年06月05日00:12

『殺人の告白』 日本でも迷宮入り事件はある。そしてその謎ゆえに想像力を働かせて面白い娯楽作品が生まれたりする。<三億円事件>なんてどれほど小説や映画・ドラマに貢献しているか。(笑)韓国でも1986年から1991年にかけて未解決の連続殺人事件があり、

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『グランド・マスター』
2013年06月04日00:14

『グランド・マスター』 昔の中国武術の勢力図を理解させようと(おそらく)日本用に前フリの解説がつく。…が、これがいけない。がまん顔予告やこの前フリを見たら中国全土から様々な拳法の使い手が終結して<天下一武道会>をやるものとばかり思うではないか

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『イノセント・ガーデン』 生まれついた性質は変わらない。それはマイナスではない、あるがままの自分を受け入れることが出来るなら自分の花をつけることが出来る。なにやら運命論的なものの言い回しで始まる映画。一理あるかとは思うが、一方で可能性に対し

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『オブリビオン』
2013年06月01日23:59

『オブリビオン』 人の<想い>はどこに存在するのか?脳みその中だという即物的な答えは承知の上で。 近未来SFでディストピア物、亡くした過去がノスタルジックに描かれる…と、けっして珍しいとは思えない世界観、既に各所で言われているように既視感は感

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