『
わたしはロランス』@
フランス映画祭2013
デビュー作品から全てカンヌに出品され、若き天才ともてはやされるグザヴィエ・ドラン監督による性同一性問題を扱ったラブストーリー。
トリッキーな映像表現やスタイリッシュさが23歳という若々しさを感じさせる。
その割りに重苦しいテーマを選ぶ辺りに只ならぬものがあるのかもしれない。
映像はかなり趣向を凝らしていて印象的。かなりカット割が多いのも特徴といえようか。
性同一性問題がまだ<精神病>といわれていた時代背景から二重の意味で長き苦悩を思わせ、難しい役柄のロランスを演じたメルヴィル・プポーも素晴らしいが、突然告白され混乱する恋人フレッドを演じた
スザンヌ・クレマンの激昂シーンに目が覚める思いがした。(←必見!!)
ロランスの<自分らしくあろう>とする姿はやがて周囲をも変えて行く…。
スタンダードサイズは価値観の古さ、もしくは主人公が置かれた窮屈さを表したのであろうか。
ただ、内容に対し少々長く(168分)未整理な印象も…。
2013年秋、新宿シネマカリテ他 全国順次公開
上映後に出演者の一人(ロランスの母)であり、今回の団長である
ナタリー・バイのトークショーがありました。
女装するプポーは手足の体毛を剃ったため、終始痒がっていたそうです。(笑)
残念ながら人数限定のサイン会は締め切られた後だったので、この笑顔でガマンしましょう。
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