大リーグ機構は、違法賭博に関与した疑いで
ドジャースを解雇された水原通訳について
正式に調査することを発表した。
気になるのは、大谷選手についてである。
水原通訳は、マスコミの取材に対して
当初は、大谷選手からカネを振り込んでもらったと
説明していたが、その後、これを否定した。
大谷選手の弁護士は、
水原通訳を窃盗罪で告訴した。
大リーグは、スポーツ賭博への選手の関与をきびしく禁止しており、
・自分が関わる試合に賭けたら永久追放
・他の野球の試合に賭けたらら1年間の出場停止
・非合法な賭博への参加、胴元への協力も1年間の出場停止
としているという。
問題は、大谷選手が水原通訳の借金を肩代わりをしていた場合
この行為が胴元への協力に当たらないかである。
大リーグの調査機構は当然、水原通訳、大谷選手から
聞き取りをすると思うが、そのときには弁護士同伴と
なるはずで,どのような裁定が下るか気になるところだ。
アメリカではスポーツ賭博に関わる選手が後を絶たず
社会問題にもなっているという。
法令遵守がきびしく求められる国でもあり、
この問題の行方は、どうなるのかなかなか見通せないだろう。
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