ロシアで何が起きているのか。
プーチンの政敵といわれたナワリヌイ氏が
北極圏の刑務所で亡くなった。
刑務所の発表では突然死症候群だったが、
ナワリヌイ氏の母親が遺体との面会を求めたが
拒否されたと報道されている。
欧米では、ナワリヌイ氏を毒殺したのではと、
プーチン大統領への批判が高まっている。
こんなことには、まったく反応しない強権政治のプーチンだが、
先日、対抗馬とする野党候補について、立候補禁止が決定された。
ところがこの候補は、対抗馬をつくって圧勝することで
プーチンの正当性を国民に認めさせるための噛ませ犬として、
プーチン自身が指名したとそうだ。
ところが、どうも人気が出てきてしまったので、
急きょ立候補を禁止する決定をロシア選挙管理委員会が
下したと米国メディアは伝えている。
圧倒的な勝利にならない、それが禁止の理由らしい。
こうした動きを見ると、ロシア国内での反体制の力に
プーチンの立場が揺らいでいるということか。
マッチョな印象が強いけれど、
実のところは小心な男だというのが実像だろう。
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