政府による2023年の骨太の方針が
閣議決定されたそうだ。
柱は、児童手当の拡充、出産の経済的負担の軽減、
男性育休の取得促進などであるが
こうした施策にかかる3兆円台半の財源確保は
年末まで先送りとなった。
似たような話だと思ったら、
防衛費拡充の財源論とそっくりだ。
増税ありきが前提では国民にそっぽを向かれるので
とりあえず、あまった予算や国家財産の処理で当面はしのいで、
増税は2025年前先延ばしとなっている。
いまのところ増税も実質負担増はなしとしているが、
異次元の少子化対策同様、財源の目途は立っておらず、
こちらもかけ声のみ。
つまり、方針の骨が太いだけで、その中味はスカスカ。
まるで骨粗鬆症状態で、いつポキッと折れるか心配だ。
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