今度は「怪文書」

言葉の表現はいろいろ変遷することがあるが、、
一つの文書について最初は「捏造」、
その文書が行政文書であることが分かると、
内容が「不正確」へと変わり、ついには「怪文書」となった。

放送法解釈の変更に関する文書について、
高市大臣の発言の変遷である。

肝となるのは総務省職員への解釈変更のレクが
あったかなかっただが、文書作成者はあった可能性が高いと
微妙ないいまわしながら、認めている。

そもそも出所も信憑性も不明な状態で
出回る文書を「怪文書」という。

捏造、不正確までは、本人の言い分もあるだろうが。
怪文書ということになると、
どう考えても高市大臣の言い分は通らない。

大臣の言葉がころころ変わるので、
国会の委員会における運営に影響が出ているとも言われいてる。

そろそろ白黒をはっきりさせてもいいのではないか。

任命権者である岸田首相は、野党の辞任要求を拒否しているが、
このままずるずると引き延ばせば、
それだけ重要案件の議論に遅れの出る可能性がある。

1人の大臣の言葉の変遷に振り回されたら、
国民の利益を損ないかねることになる。