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2022年06月12日13:34

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休憩としての企画考察、その6

 フリーの編集者として長く雑誌に関わって来た。音楽雑誌とか経済誌、車の雑誌などにも関わった。フリーの編集者とはそんなものなのだ。ジャンルもフリーだったりするのである。しかし、そうした物には興味が持てなかった。もう、二度と関わりたくない。こんな年齢なのだから。少し事情は違うがエロ雑誌にも関わりたくない。こちらは、あまりに長く関わったために、こんな年齢になってまで、もう、やりたいことがないからだ。オカルト雑誌には関わりたい。どこからか間違って声がかからないものかと、今も期待している。何がそんなに楽しかったのか、それについて考えたのだが、分からなかった。
 ただ、こんなことを思った。雑誌に関わり何かを書いて、その反応がもっとも多かったのがオカルト雑誌だったのだ。ファンレターのようなものも少なくなかった。反応が次に多いのはマニア雑誌だった。こちらも、少し違うがファンレターに近い内容のものもあった。ただのエロ雑誌でも、多少の反応はあった。その他の雑誌では、いっさい反応がなかった。いっさい反応がないということは、悪口や脅迫めいたものもないということで平和なのだが、寂しいものなのだ。
 マニア雑誌は逆に、批判を超えて悪口や脅迫めいた反応も少なくなった。クレームも多かった。しかし、楽しかった。意外なのだが、オカルト雑誌はアンチが少なく、むしろ熱狂的なファンが多かった。オカルト雑誌にだけ、もう一度、関わりたいと思うのは、案外、その程度の理由なのかもしれない。
 ミクシィでも、たまに、知らない人からメッセージがある。あの企画をもう一度、あの企画が好きだったのに、どうして止めてしまったのか、と、そんなメッセージもある。官能文学辞典は隠れた人気企画のようだ。意外なのは名言集なのだが、こちらは、筆者自身に記憶がない。そんな企画があったろうか、と、そう思うのだ。
 そこで、昔の企画で、何年も眠っているものを復活させてみるというのも面白いかもしれない。そうした眠ってしまっている企画を復活させながら、それを録音して、どこかのメディアで掲載してみるのもいいかもしれない。
 筆者自身にも人気の理由が分からない企画に「私が彼女にふられた理由」というものがあった。確か「かのふら」と、略称まで付けていたように記憶している。あの企画のファンが三人いるのだ。最後のファンから復活を望むメッセージが来たのが、もう、六年ぐらい前になるのだが、今、復活させるのも筆者らしくて面白いかもしれない。
 その前に「眠っているあの企画」という企画をやるのはどうだろうか。先日、公開書簡のファンだったという知らない女性からメッセージをもらった。あればかりは、一人ではないので、ちょっと復活が難しい。ただ、そんなことも含めてミクシィ企画の回顧録というのを書くのもいいかもしれない。
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