ウクライナはIT先進国であることは、
今回のロシア侵攻によって、
日本にも知られるようになった。
そのIT戦略のコンセプトは
“スマホのなかの国家”“スマホのなかの政府”である。
スマホさえ持っていれば、行政サービスのほとんどが
受けられる、まさにペーパーレス社会である。
対するロシアは、びっくりするほどIT化が遅れている。
ウクライナに侵略したはいいが、
部隊同士の情報連絡がほとんど傍受されてダダ漏れで、
2日で占領する予定が1ヶ月半たってもできていない
大きな原因だと指摘されている「。
IT化に遅れていると言えば、
わが国も同様で、スマホは普及しているが、
肝心のマイナンバーカードの登録は遅々として進まない。
マイナンバーカードがこれでは、
“スマホのなかの政府”なんて、
百年経っても実現できそうにない。
しかし、本音を言えば、
デジタル全体主義社会が問題になっている今
スマホで何でも済むことは、独裁者のツールとして
都合がよく使われ可能性もあり、そちらの方が危険だ。
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