黒海防衛の旗艦である巡洋艦モスクワが
沈没したというニュースが流れた。
ウクライナ側の情報ではミサイルが命中したといい
ロシア側の情報では、火薬庫の爆発事故だという。
いずれにしても、旗艦の沈没とはただことではない。
ミサイル攻撃が原因だとすれば、
ミサイル防御システムが機能しなかった事になるし、
火薬庫の爆発となると、管理ステムに欠陥があったことになる。
デジタル時代、この種の巡洋艦だったら、
どちらにしてもシステムがお粗末と指摘されても仕方ない。
1991年のソ連邦崩壊以降、
ロシアは、デジタル化に遅れをとって、
戦車、戦闘機などが欧米に比して劣っている
といわれてきた。
化石燃料などの資源国家であることに胡座をかいて、
デジタル技術開発に力を入れなかったことで、
情報戦に敗れたことがウクライナの厳しい反撃にあっている
原因だと指摘されている。
旗艦モスクワ沈没は、
ロシアの首都モスクワの終焉を象徴するような事件で、
危うさは、プーチン大統領の判断力だけでなく、
国家全体にまん延しているように思える。
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