米印の首脳会談も、
ロシアとつき合うことはインドの利益にならない
と脅しても、モディ首相は首を縦に振らなかったようだ。
結局、ロシアに配慮するインドの対応に、
バイデン大統領もそれ以上は突っ込めなかった。
インドは民主主義国家側にいるのだが、
それとロシアとウクライナの戦争は別物なのだ。
つまり、それはそれこれはこれというスタンスで、
自国の利益を優先する一国主義を遵守する姿勢だ。
中国はいうまでもなく、今回のロシアによる違法侵攻を
面と向かって批判しない。
国連の決議でも、賛成も反対しもしない棄権国が多かったのは、
自国主義、一国主義の表れだろう。
約190ある国のうち民主主義国とされるのは
わずは80数カ国過ぎない。
ロシアを村八分しても効果がなかなかでないのは、
制裁に対して、無関心を装う国が多いことにある。
米欧が制裁、制裁と気張れば気張るほど、
ますます冷めていく国が多いのが、
この地球をとりまく、現実の姿なのかもしれない。
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