プーチン政権のブレーンの一人が、
北海道はロシアの領土であると、世迷い言をいい出した。
これを受けて民放のニュース番組では、
元衆議院銀だったタレントが、
日本へロシアが侵略してくる恐れがある。
その時に、同盟国アメリカが守ってくれる保障はない。
日本は対応を考えておくべきだ。
などと、発言していた。
しかし、公の場で、根拠も示さずに
こうした発言するのは、国民の不安を煽るだけである。
もちろん発言することは自由だが、
かつて国政に携わっていたのなら、
発言はもっと慎重であるべきだ。
しかも、安倍内閣時代に日本は戦争ができる
憲法違反の安保法制を施行し、
今年になって敵地攻撃ミサイル、核シェアリングなど、
不気味な言葉だけが先行している。
日本の防衛はどうあるべきか、議論しないでいいとは言わない。
しかし、憲法改正もまともに議論しないまま、
なし崩しに安全保障だけは先走りするのは、
日本の周辺国に緊張感をもたらすだけだ。
ロシアによるウクライナ侵攻を奇禍に、
国の安全保障体制を拙速に議論することは慎むべきだ。
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