ロシアのプーチン大統領を
誰も止めることがきないのか。
昨夕、ウクライナのゼレンスキー大統領による
オンライン演説は、危機感に満ちていた。
20世紀の最大の悲劇を引き起こしたのは、
ドイツのナチス党のヒトラー総統だった。
彼を選んだのはドイツ国民であり、
正当な民主主義に基づいていた。
敗戦後、ドイツ国民はヒトラーを指導者として選んだことについて
現在に至るまで、深い反省の念にとらわれており、
それはこれから先も終わらないとしている。
プーチン大統領のウクライナ侵攻は、
まるでヒトラーの悪夢の歴史を
21世紀になって蘇らせたかのようだ。
その発想も手法も、ヒトラーの残虐なやり方を
なぞっているように思える。
ヒトラーを止めるために、失われた命は膨大だった。
同じ時代にアジアと太平洋で日本も同様の結末を迎えた。
いま、ウクライナで起きていることが、
第三次世界大戦の序章となるのではないか、
愚かな歴史を繰り返さないことを
いま、祈るしか術がない。
一人の狂気によって、無辜の民の命が奪われる。
これを戦争犯罪といわずして、なにが戦争犯罪なのか。
いかなる戦争でもその代償は、
失うものが、大きすぎることだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する