安房小湊駅から隣の安房天津駅で降りる。
安房天津駅も旧小湊町の駅で、現在は鴨川市の駅。
駅舎は立派な駅舎が健在だが、1985年(昭和60年)に国鉄の駅としては無人駅になり、2019年(令和元年)には鴨川市の委託も終了して完全な無人駅になった。
利用者はJR発足時の1990年(平成2年)には約300人ほどだったのが、2018年(平成30年)は130人と6割減。
この駅も利用者減が著しい。
駅前広場は広く、かつては活気があった駅と思われるが今は閑散としている。
駅前には小学校の立派な校舎がある。
駅周辺を歩いてみる。
小湊駅周辺に比べると、ささやかながら商店街があり、また旧役場もあり、小湊町の中心はむしろ天津駅周辺のようである。
漁業の町らしく道は細いがびっしりと店や住宅が並んでいて、往年は賑わいを想像させる町である。
今ではほとんど人気を感じないが・・・
港もあり、この港は現在も健在のようだ。
1時間ほど歩いて安房天津駅へ戻る。
旧国鉄型の駅ではなく、対面ホームの交換駅。
かつては東京から海水浴客のための15両の快速電車が発着したからかホームは長い。
現在では2両のワンマン電車がほとんどで長いホームが空虚な感じだ。
上りホームをまず特急「わかしお16号」が通過。
その後2両ワンマンの上総一ノ宮行の電車に乗る
ログインしてコメントを確認・投稿する