ｹｱﾊｳｽ初日

　いよいよｹｱﾊｳｽへの入居日となりました。
午後から行くのでそれまでに部屋の最終片づけを。
どんだけ…って量の荷物。。全部おさまるのか不安だったけど、
とりあえず持って行ってﾀﾞﾒなら諦めさせるしかありません。。

　車に乗りﾊｳｽに到着。今日はﾄﾐｰも一緒です。
入口に入ると、まず靴を履き替え母用の下駄箱に靴を入れ館内へ。
　受付でまずは検温。ﾄﾐｰはまたひっかかりそうになったが
再度計りなおして適温にｗ
　担当の相談員さんに案内されて部屋前へ。
ここで母に部屋の鍵を渡す。これからはここがあなたの家です。
自分で開け閉めして下さいね。
　母の部屋は和室なのだが、ﾊﾞﾘｱﾌﾘｰになっているので境目がわかないようで
畳の間までｼﾙﾊﾞｰｶｰを乗り入れてしまう＾＾；
ｶｰﾃﾝがある所まで、と教える。これは慣れれば大丈夫だと思うが…。
　室内灯とｴｱｺﾝのﾘﾓｺﾝ、ﾅｰｽｺｰﾙのﾎﾞﾀﾝを受け取ったあと、説明をうける。
覚えることが多すぎて全部頭に入れるのは無理だろう。
これも1つずつ慣れていくしかない。

　説明が終わって「さぁ、片づけにかかるぞ」と思った途端、次に訪問看護の
担当の人が来た。先日ｶﾝﾌｧﾚﾝｽに同席した人と、実際に訪問に来てくれる人。
契約書を開きながらあれこれと説明を受ける。
　話が終わって「さあ、片づけるぞ」と思ったら続いてﾍﾙﾊﾟｰさんが来た…。
これまた契約書を開きながら説明を受け、質問しつつ応対を。
ここまでですでに1時間超過。。ぜんぜん片付かない｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

　洋服の整理は全面的にﾄﾐｰに任せ、私は他のこと全般を。
いざ設置していくとあれも足りないこれも足りない…。
入院の時もそうだが「快適に過ごす」がﾓｯﾄｰなのでついつい物が増えていく。。
　入院とは違い生活する場なので物が増えるのは致し方ない。
必要最小限の物だけでも揃えてあげないと。なくてもすぐに買いに行くことも
できないのだから。

　片づけが終わらないまま夕食の時間となった。
初日なので職員さんが迎えに来てくれた。いってらっしゃ〜い。
　母が行ったあとすぐにﾀﾞﾝﾅが迎えに来た。
まだもうちょっとかかりそうだったから連絡してなかったのに
しびれを切らしたようだ。案の定「まだかまだか」の催促が始まる。
だがら連絡しなかったのに…(ﾟεﾟ)
　あらかた片付いたのと、一服しがてら母の食事風景を除きに行ってみた。
一服を終えると母のそばに。いつもより食は進んでいるようだ。
平らげている皿もあったが、好みでない物には箸もつけてない(ﾟεﾟ)
　ふと見ると、小皿に漬物の残骸が。あかん、これはあかん。
好物なので絶対食べるに決まってる。漬物はご法度よ。
すぐさま漬物の提供はやめてほしいと願い出る。

　食事が終わり相談員さんに連れられてﾌﾛｱに戻ってきたようだが
小休止のつもりでﾛﾋﾞｰのｿﾌｧｰに座っていたら同階の人に声をかけられ
そのまま談話に入ったようなので、と連絡が入った。
　しばらくするとその方々に見送られ戻ってきた。
不安だらけの母にとってこういう会話は待望していたことなのでありがたい。
　ここに入居している人達は見ている限りお上品な方々が多いようだ。
母はいわゆる「がらっぱち」な人が苦手なので良かったわぁ。。

　とりあえず今日は引き上げることに。初日で初めてのことばかりなので
疲れただろう。とにかく慣れて下さい。今日からここはあなたの家です。
　明日は今日渡された書類を届けに参ります。
あさってからはﾃﾞｲが始まるので、しっかり食べて体力を取り戻して下さい。
ひとつずつこなしていきましょう。