カタールの首都ドーハといえば、
1993年のサッカーワールドカップアメリカ大会の
アジア地区予選最終節で、日本チームがあと一歩で
ワールドカップ初出場に失敗した苦い経験を思い出す。
そのドーハで開催されていた、陸上・世界選手権で、
選手が苦しめられたようだ。
とくに競歩、マラソンが過酷で、
レースは異例の夜中に行われたものの
気温は30度を超えており、
出場選手の半分が棄権していたという。
まさに命がけで、
「開催を決めた人間は今ごろ涼しい部屋で寝てる」
という選手からの批判は当然だろう。
ところで、真夏日連続の東京で開かれる五輪・パラリンピックは
大丈夫なのか、本当に心配になってきた。
それでもドーハのトラック競技場は完全冷房だったが、
東京国立競技場の暑さ対策は扇風機で心許ない。
来年の五輪が、東京の悲劇とならないことを祈るばかりだ。
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