トランプ大統領によると、
北朝鮮は米朝会談をしたがっているということになるが、
どうもそうでもなさそう。
スエーデンのストックフォルムで開催された
米朝の実務者会談は事実上物別れに終わった。
スエーデンの仲介で、もう一回会談が開かれそうだが、
北朝鮮は制裁解除と国体維持を主張し、
米国はどうやら非核化を前提に話を進めたようだ。
これでは今までの交渉と同じで、物別れは当然の帰着だった。
解任されたボルトン大統領補佐官は、
北朝鮮が核を手放すことはないと解任後に発言していたが、
その通りなのだろう。
核保有を担保にする以外に交渉の切り札がない北朝鮮が、
そのお宝を手放すことは絶対にないという前提でしか、
今後の交渉進展はあり得ないだろう。
トランプ大統領が核保有を認めることはないから、
米朝は永遠に水と油の関係のまま、時間が過ぎていくだろう。
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