トランプ大統領のドヤ顔と安倍首相の苦笑。
G7での緊急会見で米中貿易摩擦で、
米国のトウモロコシが大量に余って、困っていたところ、
日本が数億ドル分買い付けてくれた、
というのがトランプ大統領のドヤ顔だった。
そして日本では、菅官房長官が記者会見で、
九州地方で発生した害虫により、トウモロコシが不作になり、
そのために緊急輸入したと、その理由を説明した。
そんな害虫発生は確からしいが、
私がネットで調べて見たところ、
輸入するほどの緊急事態ではないという。
週刊アエラも取り上げていて、農業関係者や学者の説明によると、
西日本と茨城の一部で害虫発生は確認されているが、
それ以外の土地では生産量はまったく問題ないという。
TPP水準で決着したという日米貿易交渉の合意内容が
俄に怪しくなってきた。
これだけのトウモロコシを輸入するとTPP水準超えになるため
害虫被害を輸入の理由にしてのではないかという意見もある。
そういえば、この前の参議院選のときに、トランプ大統領が、
貿易交渉について選挙前になにも言わない代わりに、
9月になったら楽しみだと発言したことを思い出したが、
その約束を果たしたということなのか。
他のマスコミは完全に政府に忖度して取り上げていないが、
例によって反安倍の朝日新聞系のアエラだから、
政府はこれもフェイクニュースと片付けるつもりだろうか。
何が本当で何が嘘なのか、日本のマスコミの矜持が問われる。
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