「悪夢の民主党時代に戻ってはならない」
自民党の党大会での安倍首相の発言に、
旧民主党時代に党代表だった岡田議員が
予算委員会の質疑で噛みついた。
「少なくともバラ色ではなかった。
だから発言は取り消さない。
これも表現の自由だ」と安倍首相は切り返した。
表現の自由とは、一定の節度が必要なのだが、
悪口のような程度の低い発言についても、
表現の自由をつかって反論する首相が、
子どもじみていて、いささかなさけない。
昨日、放送されたNHKの世論調査では、
国民の66%が、「景気回復の実感がない」
と回答している。
安倍首相は、アベノミクスで賃金が上がったと言いつづけいて、
それを根拠に「悪夢の民主党時代」を導き出したとするなら、
いまが、まさに自民党時代の悪夢の最中ではないのか。
共産党からは「民主党政権時代のほうが、
賃金上昇率が高かった」と指摘されていたけれど
いずれにしても安倍首相は、参議院選挙に危機感があるのか、
最近の発言には、もうなりふり構わぬ状態になってきた。
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