ブラックな企業の実像

札幌で起きた、大爆発事故。
次第に背景が明らかになってきた。

事故を起こした会社は、
アパートマンションなどの仲介会社の大手といわれているが、
その実態は、かなりブラックだったようだ。

爆発原因となった、部屋の消臭スプレーだが、
一本1000円ほどものを、10倍で入居者に売りつけていた。
この会社では、仲介手数料無料をウリにしているのだが、
無料の分を問題となった消臭スプレーの販売で稼いでいたわけだ。

消臭スプレーの購入を承諾すると、
社員がシューとまくだけで、
入居者は一万円を徴収される仕組みだ。

ネット上でも、“これで一万円か”とすこぶる評判が悪い。
当然ながら、スプレー購入を断るケースも多かったと思われる。

それでも、各営業所には、スプレー販売のノルマが課せられていて、
売れないので在庫がドンドンと溜まり、その始末をしようとして
あの大爆発を起こしたわけだ。

大爆発で、この企業のブラックぶりが
白日の下に曝されることとなった。