疑惑をさらに深めるのは、
事実を認めずそこから嘘によって逃げようとする行為が
あらたな疑惑を呼び込むことによって起こる現象だ。
加計学園から各新聞社に
愛媛県の職員に誤った情報を送ったという
文書をFAXで届いた。
ようするに、加計学園の学長と安倍首相は、
2017年1月20日以前に会って、獣医学部新設について
話し合ってはないということをいいたいのだろう。
だが、加計氏の獣医学部新設の提案に
「それいいね」とまで首相がいったと
愛媛県側に説明している事実は、
誤ったというにはあまりにも詳細すぎる。
もし、これが事実なら、
愛媛県に嘘をついて認可を得たことになる。
森友問題で「いい話なので前に進めて下さい」
という総理夫人の発言と構造的にそっくりなのも気になる。
嘘は重ねれば重ねるほど、厚化粧が剥がれるように
事実が浮かび上がってくる。
加計学園が安倍首相を守ろうとする気持が、
却って疑惑を深める結果になっていることに、
本人達は気づいているのだろうか。
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