雷が鳴ると梅雨があけると、昔から言われてきた。
その雷が、昨日の午後1時半頃から始まった。
一天俄にかき曇り、稲光、雷鳴につづいて、一気に雨が落ちてくる。
気温33度の私の住むまち全体が、水瓶に放り込まれ、
ジューっと音を立てたかのように、冷えてきた。
雷大嫌いの我が家の長老ネコのチャオじいは、
それまで私のベッドに寝ていたのだが、気がついたら行方不明。
ベッドの下からリビング、和室と探しまくったけれど、
うまいこと隠れたらしくなかなか見つからない。
ふと、孫娘のための部屋をのぞいたら
ソファーカバーの下から、茶色い尻尾が見える。
頭隠してなんとやらで、長老様も雷様には形無しだ。
雷が遠くへ去ったら、
チャオじいは、照れくさそうにのっそりと出てきた。
チャオ!梅雨が明けたよ。
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