電車のなかで、本を読んでいる人を見かけるのは稀になった。
スマホに夢中な人は、本代が通信代になっているのだろう。
だから、本が売れない。
だから、出版業界は年々総売上が下降している。
だから、書店も当然苦しいのでは、と思っていたが、
どっこい大型書店の売り上げは、年々上昇しているというのだから、
おやおや、いったいどうなっているのか。
種を明かせば、大型書店では電子書籍と連携したり
カフェを併設したり、と多角経営の効果があがっているようだ。
ところが、アパレル、ソフトなどのリユース事業で多角経営を進めてきた
ブックオフはどうも経営がかんばしくないという。
ただ書籍や物を売るだけではなく、空間や時間、サービスも
いっしょに売らないと、今時は儲からないということか…。
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