米大統領選を控え、民主党クリントン、共和党トランプ両候補の
舌戦が繰り広げられている。
双方の非難合戦のなかで、トランプ候補が、
クリントンが大統領になると、銃規制をする最高裁判事を
指名すると懸念を示した上で、「銃を持つ人ならできることがある」と
暗殺を促すような発言をしたと伝えられている。
米国とは、どんな国なのだろうか、とつくづく考えさせられる。
西部開拓時代でもあるまいし、自分の身は自分で守ると銃所持の権利を認め、
銃による犯罪、警察官による黒人射殺事件が後を絶たない。
本人は、銃の所持を認める有権者の結束を求めた発言だとしているが、
たとえそうだとしても大統領候補として言葉の選び方を知らない。
政治家は、言葉が命だ。
ライバルのクリントン候補側から、暗殺を示唆していると
とられても、致し方ないだろう。
トランプ候補を大統領に選んだとしたら、
米国民の頭がおかしくなったとしかいいようがない。
それとも、自由主義の米国では、許される発言なのか。
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