共産党が、「国民連合政府構想」をいちど横に置くとしたことで、
民主、共産、維新の会、社民、生活の5党が、
夏の参議院選挙で候補者調整をすることになった。
一人区では、保守単独候補VS野党多数候補では、
野党側の獲得票数が多くても、お互いが足を引っ張り合って共倒れし、
いまの自民一強を許してきた。
その鍵を握っていたのが、どの選挙区でも候補者を擁立する共産党だった。
安倍内閣の好き放題のやり方に、さすがの共産党も危機感をいだいたのだろう。
しかし、政治信条のことなる野党の連合は、野合のそしりを免れない。
そこで、安保法制廃案という大義名分の下に、5党の選挙協力が協議されてきた。
民主党が、共産党が主張する「国民連合政府構想」には乗れないと
難色を示していたため、共産党が大人対応をした、ということか。
これで、満18歳から投票する初めての参議院選挙はちょっと面白くなるかな。
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