政治家以外は…。

ノーベル賞を受章した大村さんと梶田さん。
フィギュアスケートの羽生君、テニスの錦織君、
体操の内村君や白井君、ウインタースポーツではジャンプの葛西選手、
高梨さん、バトミントンも卓球も優れた才能が次々と世界を驚かせている。
一方、日本の政治家はどうだろうか。
こうした国際的に活躍する人たちのように、国民を励ますことのできる
人物は、まったくといっていいほど出てこない。
戦争が終わり、日本が打ちのめされたとき救世主となった
吉田茂首相のような、強いリーダーはすっかり出なくなった。
世界の動きも気になるが、日本国内には問題が山積している。
特に少子高齢化が進み、2040年には人口が１億人を切るとされている。
高齢者が増え、若い働き手が間違いなく減ることが分かっているのに、
政治家は、来年の参議院選しか頭になく、社会保障費のための
消費税を政争の具として弄んでいるのだから、どうしようもない。
政治家のレベルは国民のレベルといわれるが、このままで本当ににいいのか、
これからは国民自身が、問われることになる。