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2013年01月11日12:14

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勘違いマナー

 マナーに関することで、長いあいだ勘違いしていたことが判明した。
 
 複数人でエレベーターを利用するときは、乗るときも降りるときも、自分を一番最後にするのがマナーだと思っていた。ホテルマンは必ずそうするし。
 ぼくはこれまで、マナー違反覚悟で、降りるときはともかく、乗るときは最初に乗ることが多かった。そしてコントロール・パネルのところに立ってボタン操作をするのだ。人の流れを考えれば、それが合理的だし安全だと判断していたからだ。
 オフィスビルでもデパートでも、エレベーターではときどき、コントロール・パネルのところに立ちながら何もしない人がいる。乗る人がまだいるのに知らんぷりして「開」のボタンを押さないのだ。そのせいで人がドアに挟まれるシーンをときどき見かける。まあ、コントロール・パネルのところに立つ人間が操作しなければならないというルールはないのだから何もしない人に罪はない。
 ただぼくは、ぼくがいるときぐらいはそういうことのないように、自分で操作することにしている。皆が安全に乗り降りできるように、老人やベビー・カーがきっちり乗り切るまで「開」を押し続ける。その姿が板についているのかどうかは知らないが、ホテルでスタッフと勘違いされ、「4階」などと声がかかったことは二十回は下らない。
 そんなわけで、レディ・ファーストを守れないことなどしょっちゅうだが、ぼくは「マナー違反かもしれないけど、このほうが合理的なんだもんね」と内心で自画自賛していた。

 そうしたら、先日ラジオを聞いていたら、どうやらぼくのやり方が正しいことが判明した。つまり「乗るときは最初、降りるときは最後」というやり方はマナーどおりというわけだ。
 ビックリした。
 同時に、嬉しかった。
 これからは「このほうがいいんだもんね」などと卑屈な心持ちではなく、マナーどおりにやっているのだと堂々と思える。

 こういうのって小さいことだけど、精神衛生上、非常によろしい。
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