本年度予算に野党の国民民主党が賛成したのは、
ガソリン税の一部を減税する
「トリガー条項」の凍結解除に実現の目途が
たったからではなかったのか。
他の野党からの批判に、
対決より解決を重視するとか、
永田町の前例にとらわれないとか、
一見、これからの新しい野党のあり方を
格好良くみせていたようにも思えたが…。
国民民主党を応援する支持者からは、
まともな党だなどという声もあがっていた。
ところが、なんてことない、
トリガー条項の解除は先送りになった。
いまはその時期ではない、引き続き検討するなどと
屁理屈をならべて自民、公明、国民民主3党で合意したというが…。
結局、予算案だけをすんなり通すために
国民民主党は自公を手助けをしただけで、
どんな理想を掲げようとも予想通りの結果だった。
与党に擦り寄りたければ、
姑息な手を使わずに、堂々と与党に加わればいいのに。
忘れて欲しくないのは、野党として政府を厳しく監視をしてくれと、
国民民主党に一票を投じた選挙民がいたこと、それに尽きる。
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