mixiユーザー(id:10159995)

2015年11月29日08:17

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裁判員制度なんのため?

裁判員制度の地裁では有罪、高裁では逆転無罪。
オウムの爆弾娘と指名手配された菊池直子の控訴審の
無罪判決には、びっくりした。
指示されて薬品を運んだことは事実だが、
それが爆弾製造に使われるとは知らず、
犯行を裏付けるだけの根拠は疑わしいと、
判決内容は、まさに疑わしきは被告人の利益だった。
高裁の判断が、間違いないとするなら、
一審の裁判員裁判による判決には、
瑕疵があったということになる。
事件から20年間以上経って、証拠も乏しく
井上死刑囚の証言に頼らざるをえず、
裁判員は、大きな制約の中で判断することになる。
被告が、大きな事件に関わっていたことは間違いなく、
被害者に取り返しのつかないような重傷をおわせている。
白黒をつけなければならない裁判員が、白を選択することはむずかしい。
だが、控訴審の判断は「白」。
参加した裁判員も、長い時間をかけて判断したことがなんだったのか。
と、疑問をいだかざるをえないだろう。

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