深刻なうなぎ不足なのはニュースで知っていた。じっさい、偶数月に通っている川越の「うな吉」も、うな重が一年ほど前から1700円から1800円に上がった。
だが、それだけではとどまらなかった。
先日、なんと2200円に上がっていたのだ。
父と母を連れて行っているので、値上がり分400円×3=1200円の予算オーバー。顔が引きつってムンクの『叫び』状態になった。モジョでエビス瓶ビールが二本飲めるじゃないか!
まあ、うな重はいつも通り文句なく最高においしかったけどさ(今回は鹿児島産でした)。
うなぎは、父がぼくによる体重測定に合格したら行くことになっているのだが、今回の条件は69キロ未満。
父のうなぎへの執念はすさまじい。なかなか体重が減らないと嘆く父に「結果がすべて」と冷たく突き放していたところ、測定日のラスト二日間は朝にトーストを半分だけ食べたきり、昼食も夕食も抜いたそうだ。
その甲斐あって67.95キロで余裕の合格。このルールを作ってから負け知らずの破竹の17連勝。うなぎは偉大だ。
調子に乗った父は「次回は68.5キロ以下でいいよ」とほざいている。現金なものだ。
ところでぼくはこういう一夜漬けみたいな帳尻の合わせ方を好まない。というか、自分にはできない。そういうやり方では長続きしないからだ。ダイエットも掃除も節約も、大切なのは「日常」だと考えている。
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