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2020年08月10日15:19

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ヨーロッパ企画の映画『ドロステのはてで僕ら』

 ここ数年、下北沢でヨーロッパ企画の舞台を観るというのがぼくと妻の夏のイベントの一つになっていた。それが新コロ騒動により今年は舞台がない。
 さびしいなあと思っていたら映画ができた。『ドロステのはてで僕ら』。タイムスリップもののコメディなのは彼らの代表作『サマータイムマシン・ブルース』に通じるものがある。
 それなら面白くないわけはないので観に行った、下北沢に。今はその帰りの電車のなか。
 作品は期待どおりおもしろかった。彼ららしい笑いがあり、そして映画じゃなくちゃできないことをやっている。改めて、脚本を書いた上田誠さんに脱帽した。

 ところで最近、映画館にはけっこう足を運んでいる。新コロ騒動で映画館は存続の危機に瀕しているらしいので、少しでも協力したいという気持ちもあった。ぼくの人生を彩り豊かにしてくれた映画館の灯を絶やしてはならないという使命感もあった。
 七月十八日『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(ウディ・アレン監督最新作)、ユナイテッドシネマとしまえん、観客二十人ぐらい。
 七月二十四日『誰がハマーショルドを殺したか』、シアター・イメージフォーラム、観客三十人ぐらい。
 七月二十九日『21世紀の資本』、アップリンク渋谷、観客二十人ぐらい。
 八月二日『コンフィデンスマン プリンセス編』、ユナイテッドシネマ入間、観客五十人弱。
 そして今日八月十日『ドロステのはてで僕ら』、下北沢トリウッド、観客十五人ぐらい。

 無くなられては困るので映画館に行くという心理は、モジョに行く心理と同じである。

(写真は映画のあと行った表参道のカフェ・ラ・ボエムの店内と行くと必ず食べる仔牛のカツレツ)
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