mixiユーザー(id:10159995)

2019年08月22日06:47

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問題は球数制限だげではない。

今年も、高校球児の熱い戦いが続いている。
決勝は石川の星陵と大阪の履正舎との戦いになった。

金足農の吉田選手が700球を投げて
投手の球数制限が議論されたが、
ことしは、いまのところ大きな問題にはなっていない。
チームの投手層が厚くなり、監督も投手の球数に自主的に
制限をしているようにも思えた。

しかし、テレビ観戦をしていて気になることがあった。
それはバッターの撃つボールがやたらと飛ぶことだった。
技術的な面と筋肉トレーニングの相乗効果だと思っていたが、
実は、バット性能が上がっていることにあると、専門家が指摘していた。

木製バットに比べて高反発の金属バットの開発で、
より速くより遠くへ飛ぶようになったらしい。
そこに筋トレ効果が合わさって、そのボールスピードは
投手にとって危険な領域に入りつつあり、
実際に地方大会でボールを避けきれずに顔面にあたった
ケースが報告されているという。

また、高反発金属バットになれてしまうとガラパゴス化につながり、
木製バットしか使えない国際大会などでは、
日本選手にとって大きなハンディになりかねないといわれている。

低反発金属バットにすれば、投手への危険も避けられるし、
投手自身も思いきってストライクを取りに行けるので、
球数も自ずと減少することが考えられる。
合わせて国際基準の野球を学ぶことにも繋がるわけだ。

確かに快音と共に、広い甲子園のスタンドに飛んでいくホームランは
高校野球の醍醐味かもしれないが、ここにも感動優先のオトナの都合が
影響しているのではないかと、専門家は警鐘を鳴らしている。

その上で、球数制限と低反発金属バットの採用を強く提言している。
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