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2013年07月06日20:51

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相島一之さん講演会

 地元で「入間市民大学」という一年に6回ぐらい開催される市民講座があり、今回だけ参加した。
 相島一之さん。テーマは「俳優という仕事」。
 相島さんを初めて舞台で観たのは18年前、当時まだ無名だった三谷幸喜さん脚本の『罠』という芝居だった。その後、『オケピ!』、『コンフィダント・絆』と3作観ている。
 この度の講演、客席は全部で120人ぐらいだったかな。平均年齢は60ぐらい。
 そんな、反応が乏しそうな悪条件のなか、じつに楽しい90分の講演を披露した。大学で初めて演劇というものに出会った話、プロとしてやっていこうと思ったときにたまたま友人から三谷幸喜という人物を紹介された話、5年前に悪性の腫瘍が発見された話、病気から回復してからは生きているうちにやりたいことは何でもやっておこうと、ブルース・バンドを組んでライブ活動をしたり(担当はハープ)落語も始めて立川志らくさんと二人会をやっているという話。そういう話を一瞬たりとも会場を暗くすることなく熱く語った。
 最後の質疑応答では舞台の前面まで来て足を投げ出して座り、客席との距離を縮めた。さすが三谷さんの劇団、東京サンシャインボーイズ出身である。

 ぼくも挙手したら指名された。
「今まで出演した舞台でご自身が好きな作品は何ですか?」と伺った。
 挙げてくれたのは『コンフィダント・絆』。ぼくがもっとも好きな舞台の一つである。

 実に愉快なひとときだった。
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