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日記一覧

 ある晴れた日に 第548回24時間全自動忖度機が稼働している1億総白痴社会ニッポンセクハラで共に楽壇を追われたがレヴァインはデュトワより遥に優れた指揮者セクハラでレヴァインもデュトワも追放されたがトランプだけは今なお居直る「金槐集」読めば

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ある晴れた日に 第547回真綿のように我らの首を絞めるのはいま流行のやわらかなファシズム沖縄よ断乎独立するべきだ日米の食いものにならずに  この街はいったい誰のものなるやわがもの顔にのし歩く観光客のもの らちもなくらちがらちがと繰り返す安倍

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ある晴れた日に 第546回なにゆえにいつも最前列が売れ残るあまりにも高すぎるS席またしてもプレミアム席はガラガラで遥か彼方のオーケストラを聴く怪我をして幕下にまで落ちながら平幕栃ノ心が優勝するまで聖夜祭を間近に控え隣家焼け黒焦げのリースひと

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音楽千夜一夜第424回&これでも詩かよ第252回カツオ「ねえねえ、NHKってまた偽ニュース流したんだって?」のび太「へええ、ほんとかなあ。誰が言ってるの?」しずかちゃん「トランプさんよ」くまモン「でもあのひと、偽大統領なんだよ。知らなかった?

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蝶人物見遊山記第302回並木五瓶の若書き「袖簿播州廻」に基づく姫路城を舞台にしたお家騒動を国立劇場が改編した新春恒例のスペクタクルを高みから見物してきました。久しぶりに尾上菊五郎が登場、正義の味方のご家老役、実は姫路城の元の城主赤松則宗の子

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照る日曇る日 第1194回本巻におさめられたのは「ルージン・ディフェンス」と「密偵」の2作ですが、前者はチェスの名人の多難な足跡を描いて秀逸です。著者自身による「あとがき」を読むと、チェスについて造詣の深い著者は、この小説にゲームの特性や定

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照る日曇る日 第1193回本巻でも南北朝を支える武士たちの消耗戦が果てしなく続く。前半では尊氏直義側が優勢で、高師直、師泰兄弟の攻撃を受けた楠正成の子、正行、正時兄弟は四条畷の合戦で弓の名人須々木四郎に全身を射られて哀れ刺し違えて自刃。勝ち

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蝶人物見遊山記第301回&鎌倉ちょっと不思議な物語第408回穏やかな快晴の日、連れ合いと連れ立って冬の半日を歩きました。まずは八幡様の源氏池の周りに咲いているぼたんの見物です。画眉鳥と同様、牡丹はどうも中国の過剰さが鼻につく植物であまり好き

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ある晴れた日に 第545回「膵臓脾臓、胆管胆嚢、十二指腸、五つの臓器を取りし安藤忠雄ああ確かに世の中はこのようなものと得心させる奥村晃作「ただごと」の歌世界中の指導者の大半がジコチュウの気違いばかり右奥歯の歯茎の下が膿なので穴をあけて掃除す

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ある晴れた日に 第544回くやしそうでもうれしそう藤井六段に敗れた師匠掌に栗の実3個を握りしめ神無き月を歩み尽せり打ち上げの花火の100年の歴史を伝えて早大前三朝庵昨日指一本で世界中の人々を一喜一憂させる快楽身も蓋もなきわたくしが歌う身も蓋

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ある晴れた日に 第543回スジャータのテレビコマーシャルを朗々と歌い上げしは藤山一郎げに懐かしきは「音羽ゆりかご会」川田正子よ「みかんの花咲く丘」を歌え横浜駅のスピーカーから流れる鳥の声雑音となり耳に痛しなにゆえに横浜駅でキビタキが鳴く「見

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照る日曇る日 第1192回ともかくキーン翁の伝記シリーズは読み応えがあって退屈なはずの明治天皇の2巻だってクイクイと読ませてくれました。この2作はいずれも以前に読んで感銘を受けた本ですが、全集に採録されたので再読してみました。子規と啄木の共

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照る日曇る日 第1191回高良留美子というのは、むかし綾部の波多野書店で、いちど見かけたことのある印象的な名前の詩人だった。けれどもそれ以来、一度も読んだことはなかったので、半世紀ぶりに読んでみたら、とても良かった。この人は、いつでも心の中

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音楽千夜一夜 第423回これは旧EMI現ワーナーから、ぬあんと6枚組990円で叩き売られていたCDです。残念ながら私はロストロ選手のチェロはあんまり好きクないのだが、彼の指揮したロシア物、たとえばショスタコ交響曲全集などは意外と良かったので

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照る日曇る日 第1190回本巻に収められたのは、「ここより他の場所」、「共同生活」、「上機嫌」「報復する青年」「勇敢な兵士の弟」「後退青年研究所」「孤独な青年の休暇」「下降生活者」「遅れてきた青年」の9作品である。これらはいずれも1959年

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闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1941これは確かドイツ占領下で総力を挙げて製作されたフランス映画で、そこには「武の国独逸」に対する「藝の国仏蘭西」の意地が賭けられている。というような評をむかし読んだことがあるが、さもありなんというべき輝

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西暦2018年水無月蝶人酔生夢死幾百夜原宿本社の5階のエレベーターの前に、伊オリベッティ社のタイプライター、レッテラブラックが捨ててあった。持って帰ろうかなとも思ったが、それがアメリカのボビーブルックス社と提携しているルック社の長老の愛機で

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照る日曇る日 第1189回フィクションと銘打ちながらも、相模原やまゆり園の殺人事件を主題とした小説である。後半は「心失者!?」を大量に殺害した植松聖を思わせる「さとくん」の心中と思想になり変った著者による、穏やかならぬ強烈な記述が、読む者の

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闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1940敵空母の損害はたった1隻なのに、出撃した虎の子の空母をまるごと4艦も喪ってしまった日米決戦のミッドウェイ。この映画は既存のフィルムを流用したつぎはぎ作品ではあるが、無能な南雲司令官を起用した山本五十

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深作欣二5本立てずら
2019年01月12日14:15

闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1935〜19391)深作欣二監督の「仁義なき戦い」どんどん殺し殺されてゆくヤクザたちが哀れにも阿呆らしい。されど「オヤジさん、タマはまだ残とるんじゃが」の幕切れはカッコよすぎるずら。2)深作欣二監督の「仁義なき

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自由律詩歌 その39
2019年01月11日10:43

ある晴れた日に 第542回はねはねはねはのはのはのはまはまはまはみはみはみはむはむはむはめはめはめはもはもはもはははははははひはひはひはふはふはふはへはへはへはほはほはほはやはやはやはゆはゆはゆはよはよはよはらはらはらはりはりはりはるはるは

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鎌倉の2つの展覧会
2019年01月10日10:54

蝶人物見遊山記第300回&鎌倉ちょっと不思議な物語第407回旧冬押し詰まってから鏑木清方記念美術館で企画展「水野年方没後110年」(1月14日まで)を見物したことを忘れていました。清方という方の名前は師の年方からもらったのでしょうが、師匠の作品

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照る日曇る日 第1188回私は原文を読んだことはないし、読んでも解読できないのだけれど、この本の翻訳はとても難しそうなんだ、と高山選手の邦訳を読みながら思ったことでした。まあアリスが土手の上で2人のお姉さまとぼんやりしていた間にみた途方も

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照る日曇る日 第1187回大江健三郎の小説を読んでいると、やたらブレイク、ブレイクと崇め奉っているので、いったいどういう人物かと思ってこの詩集をぱらぱら読んでみたが、いっこうに要領を得ぬ詩人であり、宗教家であり、銅板画家だった。いな、とて

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照る日曇る日 第1186回安西水丸没してはや5年、こおゆう本を読むと、彼がまだ鎌倉の鎌倉山で生きているような気がするから不思議である。本書は「小説現代」に2007年2月号から14年4月号まで毎月連載されたそうだが、彼は2014年3月に亡く

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ある晴れた日に 第541回お父さん、スシの英語は?スシだよ。スシの英語は?スシだよ。お父さん、スシの英語は?スシは日本で生まれたから英語でもスシなんだよ。お父さん、笑うと石原さとみ、なんていうの?「耕君、アホ笑いしないでね」て言うよ。お父さ

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蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話op.302年をとると、年があっという間に暮れる。2018年も最早余すところ僅かになってしまった。こんな具合に茫然としているうちに、いきなりどこかからお呼びがかかり、業平のように驚いているうちに、幽

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ある晴れた日に 第540回 なにゆえに皇族が政治に嘴を入れるよしんばそれが正論なるともなにゆえに安倍プーチンが勝手に北方領土を切り分ける誰一人同意などしていないぞなにゆえに「ディール、デイール」とトタンプはほざく政治は商取引ではないなにゆえ

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ある晴れた日に 第539回犬猫はしばらくすると人になりやがては立派な家族として死ぬユリイカとヤリイカは相異なるが距離の2乗に反比例して惹きつけられる7億円の大当たりが出た鎌倉の籤売場にて連番買いけり本当に世の中が変わるのではないかと思ったよ

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謹賀新春2019
2019年01月01日14:26

あけましておめでとうございます。

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