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日記一覧

こないだお正月だったのに今日で3月が終わる。桜はまだ咲いているが、散れば4月が始まり、慌ただしく春が終わって、あっという間に夏、秋冬が過ぎ去り、2023年が終わってしまうのだろう。その間にわれひと共に年をとり、大勢の人が命終し、もしかすると

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照る日曇る日 第1874回米国の奴婢として嬉々として奉仕する腐敗堕落した政権を打倒し、自主独立の主権国家、「中立国日本」を、今更ながら敗戦直後の原点に立ち返って夢想する作者による、ああ堂々の超現実的にして超幻視的な虚実皮膜の実験的大河全体小

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3261〜651)クリストファー・ノーラン監督の「テネット」兵隊や車が逆走したりする2020年の桁糞悪いSFである。2)ジョエル・シュマッカー監督の「ザ・クライアント」どつぼにハマった少年をノーギャラで助ける弁

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照る日曇る日 第1873回戦争が終わってマッカーサーと米軍が進駐してきたが、ゲンたちの暮らしは悲惨そのものだ。戦時と同様、相変わらずの飢えに追い詰められて多くの人々が死の淵に立つ。そして皆に愛されたゲンの妹友子の死。しかしゲンは、焦土の絶望

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蝶人物見遊山記第360回&鎌倉ちょっと不思議な物語第441回私は美学に暗く、デザイン音痴で美的生活に縁遠い人間なのですが、もはや本の域を脱して美術工芸品というべき美麗本の数々を眺めて、思わず「これはこれは」と溜息の2つ3つも漏らさずにはいら

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蝶人物見遊山記第359回&鎌倉ちょっと不思議な物語第440回毎度お馴染みのコレクションであるが、今回は初公開の「美人と芍薬」や、小石川植物園の桜や水仙など、たくさんの花々のスケッチを見ることができました。清方のお得意は、なんというても、あの

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3256〜601)スコセッシ監督の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ディカプリオ主演の2013年の狂乱傑作。文字通りの酒池肉林を「映画を超えて」描き尽くしたスコセッシは凄い。2)イーストウッド監督の「リチャー

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照る日曇る日 第1872回同じ広島市民なのに、原爆被爆者にたいする差別といじめが、なんと凄まじいことよ!それまで仲睦まじかった同じ家族が、被爆した者としない者とに鋭く切り裂かれる惨い悲劇を、中沢啓治のペンは、容赦なく暴き出している。そして、

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2022年11月わたしはミヤモトノブコです。こんにちは、ミヤモトノブコさん。ミヤモトノブコ、ミヤモトノブコ、ミヤモトノブコ。お母さん、円安ってなに?円が安くなることよ。エンヤス、エンヤス、エンヤス。お父さん、笑ったらウエハラミツキは?「コウ

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照る日曇る日 第1871回「戦争と福祉と優性思想」という副題の付いた長い長い、しかし重い重い論考を、やっとこさっとこ読みあげて、もう健忘症の全国民から忘却の彼方に置き去りにされようとしている7年ほど前の大殺傷事件を、改めて生々しく思い出した

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西暦2023年睦月蝶人酔生夢死峰と峰の間の鞍部に、「おとろま」とか「ふくこう」とか、「こんろん」とかいう言葉が蟠っているみたいなので、現地で確かめたいと思うのだが、いつそこへ辿りつけるのかさっぱり分からない。1/1ホステス役の彼女は、ランチが

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3251〜551)シアン・ヘダー監督の「コーダ」聾唖家族と共に育ったヒロインが歌手を目指して旅立つまでを向日葵的に描く2022年の健全健康映画。映画内容的には価値は低いが、社会的・人世的には偶にこういう大甘映画

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照る日曇る日 第1870回広島にエノラ・ゲイから投下された原爆で、主人公のゲンと母親の目の前で、倒壊した家屋の下敷になった父親、姉、弟の3人が焼き殺されていく姿。作者は、自分がその目で見たこの世の生き地獄を、本作で執拗に描き出す。そこに我々

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照る日曇る日 第1869回広島で被爆した作者が書き続けた自伝的な戦争漫画の第1巻である。ますは主人公ゲンの5人家族の生計が下駄の絵柄制作で成り立っているという設定にいたく共鳴するのは、かつて郷里のわが家が同じ下駄屋を営んでいたからだ。が、それ

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蝶人物見遊山記第358回「自画像としての風景」というスマートな副題がついた回顧展。2度の巴里滞在の折に1日2枚の猛烈速度で描かれた広告ポスターを含めた街頭風景の迫力は圧倒的ですが、私はそれよりも自画像を含めた肖像画の魅力に酔いしれました。会場

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西暦2022年師走蝶人酔生夢死保守的だが、都会的に洗練された英国調の服が、今の世の中で通用するのかしらん、と危ぶんでいたのだが、案に相違して、どんぴしゃりだったずら。12/1おらっちは、初めて将棋の名人戦に出たのだが、さそうと思って手に取った駒

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蝶人物見遊山記第357回好天の一日、久しぶりに能を見聞きしることができて、楽しかった。私がこの新人育成&発表をモットーとする「青翔会」を好むのは、演目が多岐に跨っていることと、料金が安いこと、能の各流派が総出演してその個性を競い合って超面白

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3246〜501)アルフレッド・E・グリーン監督の「原爆下のアメリカ」1952年の緊迫感漲る冷戦映画。それとは名指されないが、いきなりソ連の原爆!攻撃を浴びせられた米国は、応戦するもののサンフランシスコが占領さ

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西暦2022年霜月蝶人酔生夢死日本リーグの決戦で、苦杯をなめ絵続けるヤクルトの高津監督の采配振りに業を煮やして、落語の「頭山」の原っぱで野球をしていた草野球チ-ムの監督が、「おらっちが替わりにやるぞ」と申し出たのだが、却下されてしまった。11/

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3241〜451)ロドリゴ・ガルシア監督の「パッセンジャーズ」全員死亡した飛行機事故の乗客を巡る2008年の追悼幻想映画。可哀想なり。2)カン・ヒョンチョル監督の「タチャ 神の手」2014年製作。タチャと呼ばれ

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蝶人物見遊山記第356回&鎌倉ちょっと不思議な物語第439回 鎌倉文学館は大規模修繕のため今年の3月27日から2027年3月31日までなんと4年間の長期休館に入るため、この展示がしばらくの見納めとなるので、きっと見ごたえのあるコレクションが

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蝶人物見遊山記第355回音楽家にたとえるとモーツアルト、シューベルトに匹敵するほどの天賦の才に恵まれながら、スペイン風邪によってたった28歳で夭折したエゴン・シーレ。その薄命の無念を思えばコロナに罹ったにもかかわらず死ななかった私は、なんと

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照る日曇る日 第1868回源ちゃんが毎週金曜の午前中にやっていた「すっぴん!」というラジオ番組は時々聞いていたが、それが突然無くなったあと、2020年春から始まった「高橋源一郎の飛ぶ教室」はあまり熱心なリスナーではなかったので、本書を手に取

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3235〜401)ロン・ハワード監督の「EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years」ビートルズの半生を辿る好個の2016年のドキュメンタリー映画。ラストのラストライブはやはり感動的だ。2)リチャード・カーティス監督の「

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2022年10月姿形って、なに?そのひとの様子だよ。お母さん、手術、麻酔でしょ?そうね。パーセントって、なに?100のうち、どれくらいあるか、よ。やあコウ君、元気ですか?お母さんと代わって。お父さんじゃだめですか?お母さんと代わって。はいは

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照る日曇る日 第1867回2013年8月23日沖縄県全戦没者追悼式で朗読された詩に挿画をつけた絵本だが、なんというても「へいわって、ないかな。ぼくは、かんがえたよ」で始まる詩の展開が素晴しい。普通の人は平和なんて抽象的な言葉だけで、その擬態

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西暦2022年神無月蝶人酔生夢死みんなでハイキングに行きました。野道をどんどん歩いて行くと、それはやがて山道に代わり、山道をどんどん進んで行くと、大きな滝がありました。滝の下には大きな亀の親子が泳いでいたので、大きな網で右から掬って左に伏せ

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照る日曇る日 第1866回昔懐かし三浦選手のイギリス音楽にかんするエッセイ、評論、楽曲解説を網羅した、嬉し楽しのどっちゃり分厚い読み物です。むかし音楽之友社から出ている「レコード芸術」という骨董雑誌があって、(今でも細々と続いているようです

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mixi歴は「16年7ヵ月19日」でした。と mix言い  蝶人どうでもいいけど「侍ジャパン」て弱いね。侍とかれいわとか維新とかが、もう終わっちまった言葉なんじゃあね。

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西暦2023年如月蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第411回横浜のレンガ倉庫付近に米軍が常駐するというが、なんで横浜市長と神奈川県知事は体を張って阻止しない。彼らが進駐しているだけで、中国、北朝鮮にとって横浜は敵地となり。戦時

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