mixiユーザー(id:5501094)

日記一覧

西暦2022年蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第407回○子の成人式を祝う父親のあいさつ清、成人式おめでとう。君といっしょに、私の故郷の里山でオオムラサキやノコギリクワガタを採集したり、由良川に飛び込んでオオウナギと大格闘の末

続きを読む

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2860〜641)オットー・プレミンジャー監督の「黄金の腕」本当はプロのドラマーになりたくてたまらないのになかなかなれないカード師、フランク・シナトラにからむ2人の女の悲劇。キム・ノヴァクが抜群に美しい。2)ジ

続きを読む

西暦2022年蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第406回○赤ちゃんの誕生を祝う会での友人のスピーチ木村君、ご長男誕生おめでとうございます。私は木村拓哉君の大学時代の友人で稲垣八郎と申します。実は、木村君にさやかを紹介したのは、

続きを読む

ある晴れた日に 第681回お母さんがいま死んだら、コウ君をどうしたらいいの?全部教えておいてもらわないと。ケンちゃん、何も心配しなくてもいいの。コウ君は黙って受け入れて前に進んで行く人だから。今後って、なに?これから、よ。ぼく、コマキさん、

続きを読む

西暦2022年蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第405回○赤ちゃんの誕生を祝う会での母親のあいさつ今日は皆さまお忙しいのにこんなところまでいらしていただきましてほんとうに申し訳ないやら、ありがたいやらでございます。*1今度の赤

続きを読む

照る日曇る日第1747回本箱から転げ落ちた文庫本を拾い上げると昔講談社から出たこの文庫だった。ちょうど今「鎌倉殿」に引っかかっているので、真ん中辺の「頼朝挙兵」から「木曽義仲のふるさと」、「一ノ谷と屋島」と読む進むと、なんの抵抗もなく読める

続きを読む

蝶人物見遊山記第345回&鎌倉ちょっと不思議な物語第432回ひさかたぶりに訪れた扇ガ谷の交流館なり。ここは元は英国の建築家ノーマン・フォスターがデザインした住宅で、大正時代は岩崎小弥太の別荘、んで鎌倉時代は安達盛長の孫義景の邸宅跡&菩提寺の

続きを読む

蝶人物見遊山記第344回&鎌倉ちょっと不思議な物語第431回「文学で読むはじめてのはじまり」と題して、「平家物語」「吾妻鏡」などの擬古典から坪内逍遥、太宰治、永井路子など鎌倉時代に因んだ、というより「鎌倉殿の13人」に便乗したあれやこれやの文

続きを読む

神奈川県立近代美術館鎌倉別館で「松本俊介展」をみて蝶人物見遊山記第343回&鎌倉ちょっと不思議な物語第430回生誕110年を迎えた秀英作家の回顧展をみる。何度となくこの会場で目撃した1942年の「立てる像」だが、みるtびに生きる勇気を与えて

続きを読む

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2855〜591)マーティン・ブレスト監督の「ジョー・ブラックをよろしく」死神が美女に恋するという荒唐無稽な話を「感動的に」みせてしまう1998年のハリウッド映画。クレア・フォーラニのアップが実に美しいので見惚

続きを読む

ある晴れた日に 第680回コウ君、今日アオイケさんが来るってよ。いいですお。お父さん、今日ヒガさん、録画してくださいね。分かりましたあ。お父さんに「ベランダの洗濯ものからにしろ」って、注意されたお。あれは注意じゃない。ただ言っただけだよ。注

続きを読む

西暦2022年蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第404回○赤ちゃんの誕生を祝う会での義姉のスピーチ公則さん、美智子このたびは長女ご誕生本当におめでとうございます。*1私も3人の子供を産んで、育てましたが、子供って本当にいいもの

続きを読む

照る日曇る日第1746回映画「パターソン」に導かれて世に贈った米国20世紀前半の詩人の代表作を読んでみた。映画の中の詩のような詩を期待していたのだが、その予想は大きく覆され、一言で約言できない奇妙な、しかし面白くないこともない、現代の詩であっ

続きを読む

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2850〜541)ジョン・フランケンハイマー監督の「RONIN]珍しくロバート・デ・ニーロと名匠がカッコおいい仕事をしている1998年のアクション映画の快作ずら。2)エルンスト・ルビッチ監督の「青髭八人目の妻」ゲーリ

続きを読む

照る日曇る日第1745回あの「ドストエフスキー伝」をあらわしたアンドレ・ジッドが、「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と高く評価した重要作品らしいが、晦渋にして暗鬱、読んでいて面白くもおかしくもない内面精神世界暴露追及の極私小説である。これ

続きを読む

ある晴れた日に 第679回お久しぶり、おらっちコロンボ。うちのカミさんとテレビを見ていたら、ニッポン国の首相と並んで若いモデルが立っていたので、誰だろうと画面を見直したら、ぬァんとまあ、2022年5月11日の今日、来日したばかりの、フィンラ

続きを読む

西暦2022年蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第402回○初節句を祝う親戚のスピーチお父さんの幹夫君、お母さんの靖子さん、寅雄君のはじめての節句ほんとうにおめでとう。*1唐突かも知れないけど、僕は寅雄君がこうやってにこにことあ

続きを読む

照る日曇る日第1744まずは初めてのお使いという主題の設定がよい。2番目にその後のはらはらどきどきの展開がよい。3番目に買い物の行き先の牛乳屋を岡のてっぺんに設定したのがよい。最後に作者と絵描きの絡み合いが絶妙である。以上の良さがあいまってこ

続きを読む

音楽千夜一夜 第495回おらっちはフルベンとかクライバー、チェリビダッケ、ミュンシュ、ベーム、クレンペラー、カラヤン、バーンスタインの棒が生み出す音楽の魅力については多少は分かるつもりでいるのだが、いくらしこたま録音を耳にしても、いまいち、

続きを読む

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2845〜491)ジェームズ・ホエール監督の「透明人間」なんと100歳まで生きたグロリア・スチュアートが出ている1933年製の初代透明人間映画なり。2)リー・ワネル監督の「透明人間」2020年製の最新版「透明人間」だが

続きを読む

照る日曇る日第1743回さながら「マノン・レスコー」のヒロインのような魅女、ヒカリを巡って、元劇団員たちが書き綴る思い出草ずら。確かにこのように誘蛾灯に誘われる蛾のように、皆から愛される超絶的な磁力を備えた女性だったことは分かるし、分からせ

続きを読む

これでも詩かよ第297回こないだおらっちが、セイユーで買ってきた大好物のドラ焼きを食べようと、冷蔵庫を開いたら、影も形も無かった。きっと、コウ君に、食べられてしまったんだろう。ドラ焼きは、木村屋總本店の特製で、「蜂蜜入りのしっとり生地」が特

続きを読む

蝶人物見遊山記第342回&鎌倉ちょっと不思議な物語第429回公凶放送の大虎ドラマを真に受けて、市民の迷惑をも顧みず観光客の呼び込みを図る鎌倉市では、鳴り物入りで阿呆莫迦13人キャンペーンとやらを展開している。これもその一環で、「鎌倉武士の時代

続きを読む

蝶人物見遊山記第341回&鎌倉ちょっと不思議な物語第428回没後50年を迎えた清方を盛大に記念する大展覧会が竹橋で開催されているようだが、諸般の事情で上京できないおらっちは、いつもの小町通の脇道にちんねり佇む清方旧居跡で、いつものささやかなコ

続きを読む

照る日曇る日第1742回ざっと目を通してみましたが、おらっちの心に残ったのは2篇だけ。ひとつは劈頭、高橋順子選手による「黒豆を煮ながら」という小詩集です。「ブナ林」から「夜の鳩」まで表題作を含めた10個の短い詩が並んでいますが、いずれも題を日常

続きを読む

照る日曇る日第1741回本巻に収録されたのは「都甲太兵衛」、「鈴木藤吉郎」、「細木香以」、「小嶋寶素」「北条霞亭」「霞亭生涯の一年」「ペリカン」です。ニル・アドミナリな「ペリカン」は、文豪ストリンドベルヒの翻訳ですが、他はいずれも鴎外晩年の

続きを読む

西暦2022年如月蝶人酔生夢死幾百夜三連沼に棲むオオウナギが、村人たちを襲ったので、おらっちは、長靴で沼の中に入っていって、オオウナギの大きな顔を、ズタズタに引き裂いたので、彼奴は、村役場のビルのエスカレーターに乗って、逃亡したようだ。2/1

続きを読む

照る日曇る日第1740回まずは、アトランダムに引用してみよう。たいっかん、電気ついとる だけ言ってきみがみている五月の夜空ツバメがツバメを愛してる しばらくはそれを愛してるとは気づけなかったいつものようにまず「ありがき」を読んでみると、岡野

続きを読む

西暦2022年卯月蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第401回日本時間4月1日正午のBBC放送によれば、ロシア軍のクー・デ・タが起こって、クレムリン宮殿にいたプーチン大統領は逮捕され、軍民によって構成される臨時政府の代表者が、全

続きを読む

ある晴れた日に 第678回なにゆえにウクライナだけを受け入れる移民なんか追い返していたのになにゆえに桜の花に勢いがないソメイヨシノはみな歳とったなにゆえにチェルノブイリがチョルノービリになる言語戦争に加担しているなにゆえに渋谷陽一の声はしわ

続きを読む