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2019年01月18日11:30

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ロストロポーヴィッチ指揮ロンドン・フィルの「チャイコフスキー交響曲全集他」を聴いて

音楽千夜一夜 第423回

これは旧EMI現ワーナーから、ぬあんと6枚組990円で叩き売られていたCDです。

残念ながら私はロストロ選手のチェロはあんまり好きクないのだが、彼の指揮したロシア物、たとえばショスタコ交響曲全集などは意外と良かったので、ダメモトで聴いてみたら、なかなか良かったので驚きました。

4番、5番、6番の交響曲の定番はもちろん、マンフレッド交響曲なども熱情的な演奏を繰り広げていて、ムラビンスキーには及ばないものの、アバドの全集に優に匹敵する出来栄えではないでしょうか。

誰が演奏しても駄作が顕わになってしまう序曲1812年もそれほど下品ではないところをみると、ロストロ選手の指揮は余技どころか本職のチェロを上回るほどの実力だったのではないでしょうか。

その証拠に全曲中いちばん詰まらないのが小澤指揮ボストン響の伴奏で録れた「ロココの主題による変奏曲」でしたあ。

   ふきのとう舎のボーナスは368円耕君今年も頑張ったね 蝶人




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