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日記一覧

照る日曇る日第1739回詩歌界の超ヴェテランと極超新鋭3人ミサイルによる連詩歌集ずら。連詩というても正式のそれではなく、岡野が詠んだ「ベランダに見える範囲の春になら心をゆるしても大丈夫」を皮切りに、谷川選手が、「思い出すなつかしいあの日と/反

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照る日曇る日第1738回大河ドラマの開始と同時に、またしてもさながらプーチンのように御家人の宿敵を暗殺しまくった北条一族の死都鎌倉に、観光客が押し寄せ、苦々しい限りだが、それはさておき、頼朝から時政、義時の時代の概説書のなかで、唯一まともに

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2840〜441)今村昌平監督の「神々の深き欲望」1968年製作、今村渾身の代表作。60年代アナーキーの極をここに見る。2)溝口健二監督の「愛怨峡」 山路ふみ子がその真価を発揮した1937年の傑作。トルストイの「

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照る日曇る日第1737回アイスクリーム屋さんでアイスを買おうとするのだが、引っ込み思案でなかなか注文できない仔豚のこぶくん。でも足元にいたちっぽけなありのありいいちゃんが、「いちごあじのアイスを下さい」と叫んでいることに勇気づけられ、ありい

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第406回○両親の銀婚式を祝う末娘のスピーチお父さん、お母さん、銀婚式おめでとうございます。*1真理絵は、最近1週間ほど今日のお祝いを何にしようかな、とすごく悩んで夜も眠れなか

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西暦2022年睦月蝶人酔生夢死幾百夜おらっちはパーティで与太話をしていた貴族から、その街を発展させる計画についての感想と協力を求められたので、すぐさま断ったのだが、それは、そんな難しいことなんか、自分で出来っこないと分かっていたからだった。

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2835〜391)マーヴィン・ルロイ監督の「クォ・ヴァデス」ポーランドの作家シェンキヴィチの原作を「主よ、どこへ行かれるのですか}をロバート・テーラー、デボラ・カー主演で1951年に映画化したが皇帝ネロ役のユス

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照る日曇る日第1736回テヘラン在住の若い作家による国際的に話題の絵本なり。海山動植物と森羅万象を殴り続けるが、あるとき、自分は「何のために殴り続けてきたのかとはたと立ち止まり、父母をしのびながら殴る対象を明確にして第2の人世を切り開いてい

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第405回○友人の銀婚式を祝うスピーチ田中君、そして奥さんの郁子さん、このたびは銀婚式おめでとうございます。私は田中君の高校時代からお付き合いをさせていただいております門と申し

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西暦2021年師走蝶人酔生夢死幾百夜名物カメラマンの写真の撮り方は、まず顔から始まって、次にボディ、次に全身、最後にまた顔のアップに戻る、というものだった。12/1展覧会その1では1000円の入場料を取り、その2では無料どころか茶菓までサービス

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2830〜341)降旗康雄監督の「駅 STATION」北海道の雪の駅を舞台に倉本聰の脚本で高倉健をはじめ倍賞千恵子、いしだあゆみなど当時のスタアが仰山出るが、所詮は八代亜紀季の演歌のカラオケ映像みたいな1981

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第404回○ 祖父の金婚式を祝う孫のスピーチおじいちゃん、おばあちゃん金婚式おめでとうございます。*1先日おじいちゃんが足の骨を折ってお医者さまの診察を受けて1週間ほど入院しました

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照る日曇る日第1735回この偉大なる前衛歌人の文庫本の全集は出始めた頃に何冊か読んだのだが、余りにも絢爛豪華な幻影世界に、食当たりならぬ文当たりがして、途中で放り投げて失礼したのだった。が、久し振りに塚本選手を手にとってみたら、なかなか面白

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照る日曇る日第1734回全篇にパッションが漲る、異色の絵本ずら。予定調和な物語とかストーリーを気にせず、ゴリラやチーターやクジラやトナカイなどを、描きたいように自由奔放に描きまくっている。これではオオカミも飛ぶだろう。というより、作者自身が

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照る日曇る日第1734回サンタさんからのプレゼントを待ち望む男の子と、よるくま君の幻影を、いわゆる一つの宇宙的スケールで描いた酒井選手の力作である。さはさりながら、どうも賢すぎる大人が知恵を絞って、こねくり回したような奮闘努力の跡が、随所で

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第403回○親の金婚式のお祝いでの息子の謝辞お父さん、お母さん、金婚式おめでとう。*1人生の節目を飾る立派なお祝いの会を持てて長男として誇らしく思います。またお忙しい中、本日こ

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 闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2825〜291)ジョージ・シドニー監督の「ショウ・ボート」1951年製作のミュージカル映画で、美しいエヴァ・ガードナーが魅力的。されどこの映画では、黒人よりも白黒混血の方が差別が酷い、ような気が。2)アーサ

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 闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2825〜291)ジョージ・シドニー監督の「ショウ・ボート」1951年製作のミュージカル映画で、美しいエヴァ・ガードナーが魅力的。されどこの映画では、黒人よりも白黒混血の方が差別が酷い、ような気が。2)アーサ

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最後から2番目の思想*
2022年04月13日10:13

これでも詩かよ 第296回プーチンの不条理な命令で、ウクライナに侵攻し、民草まで根こぎにするロシア軍の映像を見せつけられながら、考える。もしおらっちが、第3国の日本人ではなく、ウクライナ人のまだ若い成人男子なら、どうするだろうか?もとより、

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第402回○銀婚式のお祝いでの本人のスピーチ今日は私ども夫婦のためにこんな素敵な会を開いて頂きまして、まことにありがとうございます。家内はどうか分かりませんが、夫婦生活25年の銀

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照る日曇る日第1733回目玉は高橋睦郎と藤井貞和両氏の、気合いの入った対談である。高橋選手はいう。「<もの>自体が<もの>を語っているのが、物語の原型ではないのか。その意味では、<うた>もどこかで<うた>自体をうたっている。それを人間がもど

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2820〜241)フランク・キャプラ監督の「風雲のチャイナ」日本が国連を脱退し、泥沼の日中戦争に突入した1933年の異色作。宣教師の婚約者のヒロインが上海で知り合った中国人将軍と愛しあううちに人世と現実社会の実

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第401回○金婚式のお祝いでの本人の謝辞本日はご多用中にも係わりませず、かくも多数の皆々様のご出席を賜りましてありがたく厚く感謝致しております。*1私ども夫婦が結婚しまして、横

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照る日曇る日第1732回抜群のストーリーテラー、桐野選手が放つ、所謂ひとつの超娯楽推理小説?ずら。日本でくすぶっていた若者が、行方不明になった幼馴染の超イケメンと美人姉妹をカンボジアくんだりまで謎の人物に頼まれて探しに行くという国際的な物語

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音楽千夜一夜第494回昔ソニーから出ていた廉価版のCDを、ここ1か月ほどでチビチビ聴きました。1931年3月6日金曜日のトスカニーニ指揮NYフィルの「運命」から始まって2007年11月17日日曜日のデニス・マツーエフのピアノリサイタルまで、

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闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2815〜191)ロバート・ロッセン監督の「リリス」1964年の製作。ウォーレン・ベイテイとジーン・セバーグが主演、ピーター・フォンダ、ジーン・ハックマンが共演する、恐らくこれまでに誕生した映画の中で最高に素晴

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照る日曇る日第1731回俳諧について様々な論考を遺した子規だが、この文庫本さえ読めば、あとは朧でも良かったかもしれない、と思わせる好エッセイが並んでいる。まず冒頭に収録された表題作では、冒頭の原理論はちと煩わしいが、其のあとから展開される俳

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照る日曇る日第1730回公凶放送の「大河ドラマ」の考証を担当して一躍時の人?に成り上がった著者による2021年1月に出た新書である。ただしその内容が、そのあとに出た新書本「鎌倉殿と執権北条氏」と相当部分がダブッている。実朝がイニシアチブをと

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西暦2022年弥生蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第400回プーチンとゴルバチョフ、バイデンとトランプ、そして岸田と安倍蚤糞。権力の頂点に立つ人物の違いが、その国のみならず他国の、世界の運命を左右する。3/1先週末に施設でコロナ

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今日は「世界自閉症啓発デー」なので、コロナ禍にもかかわらず、世界中で朝からシンポジウムなど数々の記念式典が行われていることでしょう。そもそも今を去る20年前には、自閉症とは脳の先天的な器質障碍、具体的には中枢神経系統の機能障碍を原因とする認

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