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2012年10月13日17:35

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モアリズムの映画音楽

 先日ここの日記に『夢売るふたり』のことを書いたら、複数の知り合い(全部モジョ関係者)から西川美和監督の他の作品は良いことと、どちらも音楽はモアリズムが担当していると聞いた。
 なので観てみた。『ディアドクター』と『ゆれる』。
 確かにどちらも素晴らしい。薄っぺらくもないし、感動の安売りでもない。描くべきところと省略していいところがちゃんと分っている監督である。そもそも脚本がいい。この人は監督としての手腕もいいが、脚本家としても優れている。
 モアリズムの音楽がそんないい映画に使われていることが、関係者でもないのに何となく誇らしかった。


* 昨日まで読んでた本―村上春樹著『夢のサーフシティ』。
  今日から読み始めた本―村上龍著『櫻の木の下には瓦礫が埋まっている』

 おとといびっくりしたこと―
 ぼくは毎朝、同じ電車の先頭車両に乗って池袋まで行き、丸の内線の先頭車両に乗り換えて通勤している。武蔵藤沢から、池袋どころか大手町まで同じ行動を取るOLがいて、口こそきいたことはないが、たぶん彼女も「またあの人いる」ぐらいのことは思っていたと思う。
 おとといの夜、武蔵藤沢で電車を降りたら、そのOLがぼくのすぐ前を歩いていた。
 別に悪いことをしているわけでもないのに、「あー、ぼくが先に気づいてよかったー」と胸を撫で下ろし、歩調を緩めて距離を広げていった。

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