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2025年04月20日21:21

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神話の国 九州高千穂への旅 その1

備忘録として、少し前になったが2025年春の九州への旅について記しておく。

そもそも今回の旅は、去年私の仕事が一段落したことを祝って、娘からJTBの旅のプレゼントをもらったことがキッカケだ。カタログの中から高級宿・ホテルを選べるというものだ。それで私たち夫婦は九州の黒川温泉の高級旅館を選んで泊まった。離れがあり、部屋に露天風呂もついているという落ち着いた宿で、食事も高級料亭のようで美味しかった。
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まず熊本空港からレンタカーでまず黒川温泉に向かった。その途中の阿蘇エリアで立ち寄ったのが「押戸石(おしといし)の丘」という場所だ。縄文のパワースポットという看板に惹かれて寄り道したのだ。そもそも阿蘇カルデラ台地は、2月から4月頃に春の芽出しを促すために野焼きをするらしく、辺り一面枯れ草と土ばかりの殺風景な台地が広がっている。夏になると草原が広がり美しい台地になるのだが、この時期は茶色い山肌と枯れ草の殺風景な景色だ。緑が無く、木もなく、まるで山火事のあとのような、世界が滅びたあとのようにも見える。この世の果てのようだ。

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私は阿蘇の台地というと青山真治の映画「EUREKA ユリイカ」(2000年)のラストの空撮シーンを思い出す。大きな大地が傷ついたものたちを包み込んでいた。

その枯れ草の丘を登っていくと、いくつかの巨石がある。南小国町のマゼノ渓谷近くにあり、古代人の祈りの場所だったと言われている。ピラミッドの形をした「巨岩石」やシュメール文字が刻まれた「鏡石」、石の間から夏至の太陽が昇り、冬至には太陽が沈む地点になっていると言われ、日時計の役割があったとされる「はさみ石」など、巨石がいくつも点在している。石には一つひとつ磁力があり、「太陽石」の裏側では方位磁石がグルっと一周まわる現象もあるのだとか。シュメール文字が刻まれているとされる模様はよく分からなかった。いずれにせよ不思議な光景だった。
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そして翌日はいよいよ、今回の旅の主目的である神話の地、高千穂だ。


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