mixiユーザー(id:3912568)

日記一覧

三隅研次は、勝新太郎の『座頭市』シリーズ、市川雷蔵主演の「剣」三部作(『斬る』『剣』『剣鬼』)、「眠狂四郎」シリーズ、若山富三郎主役の映画版『子連れ狼』シリーズなどの時代劇の映画監督として有名だ。全盛時の大映京都撮影所を支える主力監督として

続きを読む

昔、名画座で「ルイス・ブニュエル特集2本立て」とかよくやっていた。そのあまりな理解不能な世界に驚かされた。こんな映画もアリなんだという奇想天外な世界。ただただ呆気にとられて観た記憶だけがある。ブニュエル作品をこのところ見直しているが、これも

続きを読む

これほど多くの美女たちが裸体を晒している映画はそう多くはないかもしれない。「官能サスペンス」と謳われていたが、官能でもエロティシズムでもない。美女たちは惜しげもなくフルヌードの裸体を晒している。しかし、エロティックではないのだ。男性とのから

続きを読む

海の向こうのアメリカではトランプ大統領がメディアに圧力をかけ、思い通りにコントロールしようと独裁制を強めているが、権力者とメディアの関係は社会のあり方を左右する分水嶺である。江戸時代のメディア王・蔦屋重三郎を描いた大河ドラマ『べらぼう』は、

続きを読む

夏ドラマが終わった。*『しあわせの結婚』(大石静脚本/テレビ朝日)この夏、最も注目だった『しあわせの結婚』は、「股関節の女」こと松たか子に出会ったがために振り回され続ける男、独身主義だった弁護士・阿部サダヲの変転する人生と奇妙な家族と夫婦の

続きを読む

助監督でもある鈴木則文が脚本にも名を連ねている。鈴木則文は後に『トラック野郎』シリーズなどを撮る。明治も末期の頃。車屋の辰五郎(内田良平)は東京から新盛り場大阪へと流れて来た。大阪駅前は西川組の縄張りだが、車屋の辰は一匹狼で喧嘩っ早い。自分

続きを読む

本作はルイス・ブニュエルの遺作である。ルイス・ブニュエルという監督はスペイン出身で、フランスでシュルレアリストのサルバドール・ダリと共同で短編『アンダルシアの犬』(1928)を作たところから始まり、『黄金時代』(1930)はスキャンダラスな作品で上

続きを読む

東映の時代劇や任侠映画の名匠・加藤泰が、松竹大船撮影所で製作した1968年の松竹映画。加藤泰には珍しい現代サスペンス劇だ。ローアングルで有名な加藤泰のユニークな映像が随所に見られる。ローアングルだけではなく、大胆な構図やアップでの人物配置や光と

続きを読む

モンテ・ヘルマン監督作品は一作も見ていない。見たいと思ってU-NEXTを検索したが、この作品しかなかった。『断絶』(1971)や『果てなき路』(2010)はいつか見たいと思う。モンテ・ヘルマンは「B級映画の帝王」ロジャー・コーマン門下であり、『断絶』の興

続きを読む

1930年製作の小津安二郎の無声映画である。モボ・モガ(モダンボーイ・モダンガールの略)と呼ばれていたお洒落な男女のファッションスタイルが楽しめる。ゴルフや鎌倉の大仏へのドライブやピクニック・・・。ヤクザな男の情婦のヘアスタイルもショートカット

続きを読む

学生の頃、頭を悩ませながら見たルイス・ブニュエル作品。もう一度見直してみようと思い、まず有名な作品から見た。『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』。なんという馬鹿馬鹿しくナンセンスで笑うしかない人を食ったような映画だろうか。さすがブニュエルである

続きを読む

1970年の幻のインディーズ映画。「忘れられた小さな傑作」と賛美された、バーバラ・ローデン監督・脚本・主演のデビュー作にして遺作となった『ワンダ』。 70年代アメリカ・インディペンデント映画の道筋を開いた奇跡の映画。1970年ヴェネツィア国際映画祭最

続きを読む

本作は、なるべく事前情報を入れないで観ることをオススメする。観客を惑わす大きな仕掛けがあるからだ。ネタバレを知ってから観ると、驚きは半減する。それでも観客に自由に解釈させるようなところもあるのだが、やはり知らないで観た方が面白いのは間違いな

続きを読む

三島由紀夫がヤクザのチンピラ役で出演。増村保造映画の常連、若尾文子が相手役だ。落ち目のヤクザ、朝比奈組の二代目武夫(三島由紀夫)は、敵対する新興ヤクザ相良商事の社長相良雄作(根上淳)を大怪我させ、刑務所に入っていた。面会に来た男が武夫だと思

続きを読む

「ヌーヴォー・ロマン」の作家、アラン・ロブ=グリエが『去年マリエンバートで』(1961)の脚本を書き、『不滅の女』(1963)で映画監督デビューをした後に、1966年に監督第二作を撮ったのがこの映画『ヨーロッパ横断特急』だ。なんとも奇妙奇天烈な人を食っ

続きを読む

「去年マリエンバートで」とタイトルにあるように、男と女が一年前に出会ったのは「マリエンバート」だとばかり思っていたら、あらためて映画を見てみると、男は女に去年会ったのは「フレデリクスバート」だと言っているのだ。あの幾何学的なシンメトリーの庭

続きを読む

<2025年09月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930