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日記一覧

私の青春映画の忘れられぬ1本といえば、この『祭りの準備』かもしれない。黒木和雄監督は『竜馬暗殺』(1974)という傑作があり、そちらも大好きなのだが、この地方都市のしがらみだらけの田舎から抜け出す映画は、中学か高校生ぐらいだった私に未来を感じさ

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オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデンの豪華キャストにビリー・ワイルダー監督の名作『麗しのサブリナ』を久しぶりに見る。オードリー・ヘプバーンの細いウェストに今更ながらに驚かされる。それにしても大富豪のお抱え運転

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ホン・サンス監督の23作目となる長編作品で、キム・ミニとの6本目となるコラボレーション作品。漢江沿いのホテルでのある冬の一日を舞台にした会話劇をモノクロ映像で描く。「月刊ホン・サンス」シリーズにて劇場鑑賞。ホン・サンス映画にあって異色作とも言

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いつものように線路にカメラを置く加藤泰得意のローアングルから映画は始まる。列車に轢かれそうになる目の見えない少女をお竜(藤純子)が助ける。明治の中頃の名古屋。お竜が軒先で仁義を切る。熊虎親分(若山富三郎)からの添書を持って、名古屋の西之丸一

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1941年12月6日、B-17の9機編隊がハワイに向けての定期飛行に飛び立った。4番機の爆撃機メアリー・アンには操縦士クインキャノン大尉以下8人が乗り込んだ。翌日、彼らは日本による真珠湾攻撃を知る……。ハワイ真珠湾攻撃の1周年にあたる1942年12月7日に公開し

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ホン・サンス長編30作目。『水の中で』(2023)の次に製作された。2023年以降につくられた新作5本を5カ月連続で公開する「月刊ホン・サンス」シリーズにて劇場鑑賞。それにしても総カット数はいくつだろう。映画としては異様に少ないはずだ。ほとんどがワン

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ジャック・ベッケルの遺作、脱獄映画である。ジャック・ベッケルのこの映画の公開前に亡くなっている。「1947年、サンテ刑務所で実際に起きた私の体験を友人のJ・ベッケルが忠実に映画化した」と、実際に映画に出演しているロラン役のジャン・ケロディがカメ

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1967年の時代性が強く感じられる大島渚による政治・権力・暴力・闘争・内ゲバ・性・死などを描いた実験的な作品。モノクロ映画。この1960年代後半から70年代にかけて、性と暴力(革命)、政治とテロルを描いた映画監督に若松孝二(足立正生、大和屋竺など)が

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1971年増村保造のカラー作品。以前に見たと思うが、今見ると恥ずかしいくらいの青春純愛映画だ。大門正明と若き関根恵子。関根恵子が瑞々しい肉体を晒して出演。原作は野坂昭如。ヤクザの兄貴に若き蟹江敬三、そして若き平泉征が出ている。ヤクザの兄貴(蟹江

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久しぶりに任侠映画を見た。加藤泰の映像演出はスタジオセットが多いこともあって徹底したローアングル。ラストシーンは汽車が向かってくる線路の下にカメラを据えている。そして前景と後景の奥行きを使った映像、クローズアップなど徹底している。『トラック

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未見だったビリー・ワイルダー作品。ビリー・ワイルダーとのコンビでお馴染みのジャック・レモン主演のイタリアの保養地イスキア島を舞台に繰り広げられる恋愛コメディ。ややキレはあまりないが、いつものように交換・取り違えを巧みに利用した作品。服装の交

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寡黙な映画だ。広い空、広い大地。画面のほとんどを占める空がとにかく圧倒的だ。そして馬の目のアップ。動かない右手。カウボーイは馬に乗る。しかし、大怪我をして馬に乗れなくなったカウボーイはどうすればいいのか。その憔悴と苦悩。馬は怪我をしたら、使

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ドン・シーゲル監督、チャールズ・ブロンソン主演の米ソ対立時代でKGBとCIAの両組織が出てくるスパイ・アクション映画。チャールズ・ブロンソンはKGBの工作員で、寒くて息も白い極寒のモスクワから始まる。「最も有能な工作員(スパイ)とは、自分を工作員だ

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これは遊郭で「骨までしゃぶられる女たち」の闘争と奮闘、反逆を描いた政治的な映画だ。脚本は佐治乾。加藤泰監督が、アップとローアングルを多用しながら、 洲崎遊郭の松風楼”の主人松岡定一郎(三島雅夫)お徳(三原葉子)夫婦の極悪非道ぶりと菅井きんな

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マルグリット・デュラス原作「モデラート・カンタービレ」の映画化。学生時代にマルグリット・デュラスは好きで原作は読んでいた。マルグリット・デュラスが監督した作品で『インディア・ソング India Song 』(1975)という傑作がある。ただ英語字幕で見たき

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<ネタバレにご注意を>『ハムレット』はシェイクスピアにとって、病気で亡くした息子ハムネットへの鎮魂の戯曲だった。スティーブン・スピルバーグとサム・メンデスが製作に名を連ねている。監督は『ノマドランド』(2020)、『兄が教えてくれた歌』(2015)

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アンソニー・マン監督、ジェームズ・スチュアート主演による音楽映画1954年カラー作品。トローボーン奏者で作曲家、編曲家、バンドリーダーで数々の名曲を生みだしたグレン・ミラーの生涯を映画化。ルイ・アームストロング、ジーン・クルーパ、ベン・ポラック

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なかなかの問題作だ。二人の男を同時に愛した女。弁護士の男は、女を囲って誰にも会わせないようにした。もう一人の医学生の若者は、女に会えなくなって嫉妬のあまり女を殺した。女が自分にプレゼントを持ってわざわざ会いに来たのに、「帰る」と言うので、「

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加藤泰の映像美が随所に見られる1966年カラー作品。長谷川伸の原作の股旅物。萬屋錦之介と池内淳子。前半に死んでしまうが、渥美清が萬屋錦之介を兄貴と慕う田舎者として登場。冒頭から「仁義を切る」練習をしている渥美清がいい味を出している。自分の口上が

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レイモン・ラディゲの原作の同名小説の映画化。1947年モノクロ映画。24歳のジェラール・フィリップが17歳の高校生フランソワ役を演じて世界的な人気となった。フランソワは学校に隣接する臨時の陸軍病院にやって来た見習い看護師マルト(ミシュリーヌ・プレー

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この映画の撮影密着ドキュメンタリーを見たので、久しぶりに見直してみた。クラゲの映画としてしか印象に残っていなかった。たしかにアカクラゲのという毒クラゲが海水から真水でも生きられるように対応し、下水から隅田川で繁殖して、海へと帰っていくという

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『リトル・ミス・サンシャイン』の製作陣が贈る笑いと涙の感動作というキャッチ・コピーに惹かれて劇場鑑賞。『リトル・ミス・サンシャイン』は良かった。その製作のマーク・タートルトーブが今回は製作・監督。認知症の一歩手前の老人たちのほのぼのとした騒

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この映画は予告編の少女の視線にやられた。見る者を放さないその眼差し。カメラに向けられたその視線は誰を見ているのだろう?黒いワンピースの金髪の髪の少女、その鋭い眼差しに射すくめられて、映画館に足を運んだ。<ネタバレありで書きます。観てから読ん

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黒沢清の映画『アカルイミライ』の撮影密着ドキュメンタリー。監督・撮影は「≒森山大道」の藤井謙二郎。DVからのキネコ。『アカルイミライ』は2003年の作品。『ニンゲン合格』(1999)、『カリスマ』(2009)、『回路』(2001)の後ぐらいの作品だ。ホラー映画

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タイトルにあるように交通事故死にまつわる映画であり、司葉子が交通事故で思い悩むという意味では『乱れ雲』(1967)の変奏であり、高峰秀子が交通事故で大切な一人息子を失うという意味では『女の歴史』(1963)の変奏であり、罪の意識に思い悩み自首するか

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成瀬巳喜男の映画はどれも面白い。ハズレがまず無い。本作は『女の歴史』という大仰なタイトルでどうかと思ったが、好き勝手なことをして女に子供を産ませて先に死んでしまう男たちのために、過酷な現実を苦労して生きなければいけなくなる戦前・戦中・戦後の

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「ネリーに気をつけろ!」と題した特集上映「ネリー・カプラン レトロスペクティヴ」(2025年12月26日〜)が劇場で公開された。「アベル・ガンスに信頼され、ドン・シーゲルを勇気づけ、パブロ・ピカソを仰天させた不世出の映画作家ネリー・カプラン。ヌーヴ

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つげ義春さんが2026年3月3日、88歳で亡くなられた。追悼の意味も込めて、石井輝男の『ねじ式』(1998)を見て、続けてこの『雨の中の慾情』(2024)を見た。これはわりと最近の映画で、公開されたのは知っていたが見逃していた。ほぼ全編台湾でロケを敢行し、

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写真引用1998コピーライト石井プロダクションつげ義春さんが2026年3月3日、88歳で亡くなられた。多くの人たちがつげ義春の漫画に影響を受けた。私もまた学生時代につげ義春の漫画に魅せられて、その独特な世界を夢中で読んだ。シュールで幻想的な「ねじ式」から始

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<2026年04月>
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