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日記一覧

ハリウッドでも活躍したジャン・ルノワールが15年ぶりに祖国フランスで撮った1954年の名作ミュージカル・コメディ。大衆が気軽に来れる新しいタイプのキャパレー「ムーラン・ルージュ」を建設し、若い踊り子たちが足を上げて踊る「フレンチ・カンカン」と銘打っ

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久しぶりに見た相米慎二の日活ロマンポルノ映画。脚本は石井隆である。劇画漫画家・映画監督の石井隆は村木哲郎という男と土屋名美という女を執拗に描き続けた。この作品も『天使のはらわた』シリーズの1本ということになる。『天使のはらわた 赤い眩暈』『死

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これはなかなか辛辣な風刺コメディとでもいうべきか。『ゲームの規則』(1939)は恋の空騒ぎとも言うべき辛辣な人間喜劇の傑作だったが、本作もシュールなくらいバカバカしくて面白い。こんな映画を作っちゃうジャン・ルノワールは偉大だし、フランス映画の懐

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夏ドラまで一番の期待作だった大石静脚本の『しあわせな結婚』(テレビ朝日)が初回から面白さ全開で期待以上の出来だ。もう謎の女、松たか子から目が離せない。阿部サダヲと初めて出会ったエレベーターでの後ろ姿、そしていきなり紙袋を渡し、病院の窓から見

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世界的名作と言われるジャン・ルノワールの『大いなる幻影』を久しぶりに見たのだが、戦争映画でありながらこんなに牧歌的な映画だったかと今更ながら驚いた。1937年、第一次世界対戦中、ドイツの捕虜収容所を舞台に描かれるフランス軍の兵士たちの物語だ。偵

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女性を衝動的に殺したくなる精神障害を抱えている男ジャック・ランチェ(ジャン・ギャバン)は、蒸気機関車の機関士だ。最初に原作者エミール・ゾラの「大酒飲みによる遺伝的素因が血を毒に変え、自分で制御できぬ凶悪な行動に駆り立てる」という説明が字幕で

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小津安二郎が戦時中に映画化できなかった出征前夜の物語を、海外出張という設定に変えて実現した1952年の作品。富裕層の夫婦が主役であり、温泉旅行にナイターや歌舞伎、パチンコ、競輪といった戦後の娯楽がいろいろと出てきて、戦後の暮らしが豊かになってき

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小津安二郎のトーキー第2作。1937年の小津出征前の戦前の作品である。小津作品には欠かせないカメラマンとなった厚田雄春と最初の仕事だそうだ。ローアングルで動かない小津スタイルはまだ確立されておらず、移動撮影が数カ所(大学の教室、桑野通子と斎藤達雄

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イ・チャンドンの長編第2作。イ・チャンドン監督は『ポエトリー アグネスの詩』(2010)、『バーニング 劇場版』(2018)ぐらいしか見ていないが、どちらも面白かったので初期の作品を見た。「名もなき花をカメラで撮りたい」なんて言っていた心優しい青年

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ネタバレ全開で書きますので、映画をご覧になってからお読みいただくことをオススメします。話題の映画『国宝』をやっと観てきた。175分、3時間弱と長い。しかしこの映画はこの「長さ」が必要であったことをまず書いておく。言うまでもなく歌舞伎の舞台の美し

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これはオシャレな映画だ。ハンフリー・ボガートとローレン・バコールのやり取りだけでシビれてしまう。ホークスが長らく望んでいたヘミングウェイ原作の映画化。ホークスの妻が雑誌のモデルをしていたローレン・バコールを見つけて夫に推薦、主演に大抜擢した

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ケリー・ライカート監督がミシェル・ウィリアムズと組んで作った4作品目だそうだ。アーティストの物語でアトリエ室内の描写が多く、いつもの旅があるわけではないので、なかなか地味な作品だ。彫刻家のリジー(ミシェル・ウィリアムズ)は、間近に控えた個展に

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小津の戦後第一作の『長屋紳士録』。この映画は、早いテンポで文句ばかり言う口の悪い飯田蝶子がいい。子役は名子役突貫小僧の異父弟が青木放屁という芸名で出演。東京はまだ焼け跡が広がっている。数年前に夫も子も失った飯田蝶子は長屋で金物屋をやっていた

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『OLD JOY』(2006)でもルーシーという名の犬が出てきていい味を出していたが、この『ウェンディ&ルーシー』では、愛犬ルーシーはウェンディのまさになくてはならない旅の相棒である。これはせつなく痛ましい映画である。ウェンディ(ミシェル・ウィ

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男二人が森の中の静かな場所、ポートランドの外れ、温泉のあるところに行くだけの話だ。何も起きない。車で移動する森の風景ばかりが映し出される。しかし、この二人の間にはどこか緊張感がある。マーク(ダニエル・ロンドン)はもうすぐ父親になる男、旧友で

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息子が父の影を追うように反復・シンクロしていく物語。渓流釣りで親子の動作が美しくシンクロしている場面が有名だ。子供が小さかった頃(笠智衆と津田晴彦)と大きくなってから(笠智衆と佐野周二)の2回、釣りの動作が反復される。この川釣りの親子シンク

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ケリー・ライカートはアメリカのインディーズ映画で注目された1964年フロリダ州マイアミ生まれの女性監督。彼女の作品が日本で紹介されたのは2021年7月の特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」にて初期4作品が公開され、2023年末に『ファ

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