映画監督の濱口竜介氏による映画講座をまとめた本である。濱口氏が映画についていろんな場所で語った講座を集めた本なのだが、これが素晴らしい。映画をこれから撮る人、学ぶ人は是非読んで欲しい本だ。いや、読むべき一冊である。いろんな場所で語った「話し
1947年東宝の大争議から分裂して生まれた新東宝は、1947年〜1961年の14年間に800本以上の映画を製作。当初は溝口健二の『西鶴一代女』など文芸色が強かったが、1955年大蔵貢が新東宝の社長になると、「安く、早く、面白く」の大衆娯楽路線を徹底。エログロ、
今年は身近で多くの人が亡くなった。3月に母が90歳で亡くなり、その翌月の4月に甥が31歳で短い生涯を閉じた。ショックだった。さらに5月には母の葬儀にも来てくれた従兄弟が56歳で突然死した。驚いた。そして8月に和歌山に住む妻の叔母が亡くなった
225分という長い映画である。濱口竜介の映画には『ハッピーアワー』という317分の長大な映画があるのだから、その前に撮られた255分の映画というのも驚くにあたらない。彼の映画は長いのである。濱口竜介の名前を一躍世界的なものにした作品『ドライブ・マイ
45分という短尺映画に黒沢清的世界が凝縮されている。メジャーな俳優も出ていないし、観客を納得させるようなストーリー的な辻褄を合わせをする必要もない。だから黒沢清はやりたい放題。「わからない」ということこそ恐怖そのものであるし、そもそもこの世界
日本映画専門チャンネルで増村保造監督作品をやっていたので見た。増村保造は学生時代から名画座などで何本も見ているが、もう一度ちゃんと見直したい監督だ。それは最近「大映映画祭4K」特集で見た『赤い天使』や『刺青(いれずみ)』が面白かっただけではな