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日記一覧

エルンスト・ルビッチの見事な社会風刺的な喜劇だ。「演じるということ」は、虚構を生きるということであり、嘘をつくということでもあり、人を騙すということでもある。最近Netflixで話題になった実際の事件をドラマ化した『地面師たち』(2024・大根仁)も

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『山の音』と同じ年に製作された成瀬巳喜男の『晩菊』。似たようなタイトル、溝口健二の芸道モノの『残菊物語』とは違って、こちらは昔の芸者仲間の女たちの侘しく暮らす生活の物語で、主役の杉村春子演じる倉橋きんは金貸しで、金、金、金・・・だけが今や心

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川端康成の原作を水木洋子が脚色。撮影は成瀬巳喜男映画のいつもの玉井正夫。小津安二郎の映画のように鎌倉の縁側があるような日本家屋の家庭が舞台。父の尾形信吾(山村聰)と妻の保子(長岡輝子)、長男の息子の修一(上原謙)とその妻菊子(原節子)と暮ら

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このスクリューボール・コメディの傑作と言われるハワード・ホークスの『赤ちゃん教育』をこれまで見なかったのは不覚だった。映画ファンとしてとして恥ずかしい限りである。ものすごいテンポで次から次へと予測のつかないボールが投げ込まれ続けるこの喜劇を

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フリッツ・ラングの西部劇という異色作。冒頭、バッファローの群れに突っ込んでいく一人の男、どうやら逃げているらしい。そして足を痛めた馬を野に放ち、怪我した男の馬を奪いつつ、その男を助ける。「俺もおめでたい」という呟き。逃げていた男はヴァンス・

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真面目な銀行員の出納係の男クリス(エドワード・G・ロビンソン) が女に騙されて人生を狂わせてしまう悲劇である。これは後の多くの映画監督や脚本家がお手本にしたくなるような犯罪サスペンス、転落の物語だ。どんな善良な市民でも、あるキッカケで人を殺して

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フリッツ・ラングという監督は、『ドクトル・マブゼ』(1922)『メトロポリス』(1927)や『M』(1931)などドイツでサイレントからトーキー初期にかけて、ドイツ映画を代表する数々の作品を手がけて名を成していた。ところがアドルフ・ヒトラー政権が誕生し

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あまり見ていなかったフリッツ・ラング作品をいくつか見る。やはり凄い。クリント・イーストウッドは明らかにフィリッツ・ラングの流れを汲む映画監督であるし、ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちだけではなく、世界の多くの映画監督がフリッツ・ラングの影響を

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成瀬巳喜男の家族劇である。構造としては小津安二郎の『東京物語』と似ている。実の子供たちは自分たちのことばかりを考えていて勝手だが、亡くなった息子の嫁の未亡人ばかりが大切な娘のようだという物語。老夫婦は笠智衆と杉村春子。未亡人の嫁が高峰秀子。

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女の人生をいつも見事に描く成瀬巳喜男作品である。菊島隆三が自らのシナリオをプロデュースする第一回作品で、銀座のバーのマダムの華やかさとその裏側の影を描いた。「女が階段を上がる時」とは、店に出るときのママの覚悟のようなものであろうか。バーのマ

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U-NEXTに入ったのでいろいろと見逃している古い映画を見ている。映画史的に有名な1919年の無声映画だ。リュミエール兄弟が1895年パリで映画をシネマトグラフとして発明し、ワンシーン・ワンカットの固定カメラによる「記録性」としての映像を世界に示した。そ

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第97回アカデミー賞で作品、監督、主演女優、脚本、編集の5部門を受賞した話題作。2024年・第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールも受賞している。そんなに受賞するほどの作品なのか?という気もするが、良作であるのは間違いない。ショーン・ベイカー監督の

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歌舞伎役者の2代目・尾上菊之助の悲恋をつづった村松梢風の同名小説を映画化した溝口健二の芸道ものの傑作。音の設計が見事だ。いつも音が複層的に使われている。台詞のバックでは、三味線の演奏や唄が聞こえていたり、子守歌や拍子木、街中の様々な物売りの

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◆『御上先生』冬ドラマの中でひときわ異彩を放っているのが松坂桃李主演のTBS日曜劇場「御上先生」だ。 東大卒のエリート文科省官僚の御上が日本の教育のあり方を変えようと生徒たちと奮闘する物語だ。脚本家の詩森ろばの力が大きく貢献している問題作だ。自

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<2025年03月>
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