mixiユーザー(id:35851342)

2024年03月09日09:36

27 view

ピーター・フランクルさん講演会

 数学者にして大道芸人のピーター・フランクルさん。ぼくは学者ではないが数学は好きで、大道芸はさらに大好きである。なのでずーっと前からピーター・フランクルさんのファンだった。著書も何冊か読んでいる。1991年には新宿の歩行者天国で大道芸を披露しているピーター・フランクルさんに偶然出くわし、ジャグリングなどの芸をぜんぶ見たあとで帽子に五百円玉コインを入れた。
 こんなピーター・フランクルさんが地元入間で講演をするからには駆けつけないわけにはいかない。スキップしたい気分で会場に向かった。
「人生を楽しくする方程式」という演題での講演だった。
 ピーター・フランクルさんはジャグリングで登場、最初から参加者の心をつかんだ。
 ピーター・フランクルさんは世界中を旅しているが、なぜ日本に住みたいと思ったかについて、来日した1980年代後半当時、好奇心がとても強い人が多かったからと言っていた(今は失われてしまったが、と付け加えていた)。
 また、ホワイトボードに「主人公」と書いて、自分の人生においては自分が主人公なんだと強調していた。そして聞き上手になることを勧めていた。それにはよく質問することだと言っていた。
 テーマに沿った話としては、人生を楽しくするには“知的消費”が大切だと説いた。両親から、知識と心が一番の財産だと教わったのだそうだ。キーワードは「Keep your heart open」。簡単に人を判断してはいけない。話してみればとても仲良くなれる人かもしれない。もし危ない人だったら逃げればいい。だから自分の心はいつもオープンにしておこう。
 そうした話を、ピーター・フランクルさんは終始やさしく、ユーモラスに語りかけた。素晴らしいひとときだった。
 テーマとは関係ないが、ピーター・フランクルさんはご家族とさいたま市に住んでいるとの話に驚いた。おー、同県人ではないか! 子どもには自然が必要だと考えているピーター・フランクルさんにとってはとても良い環境だと言っていた。
 会場入り口でピーター・フランクルさん本人がサイン入りの著書を販売していた。ファンのぼくは躊躇なく購入、握手もしていただいた。
 宝物が一つ増えた。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する