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2023年11月29日16:53

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休みがてら企画を、その1

 さて、筆者も、そろそろ、いろいろな意味での限界に差し掛かっている。年齢ばかりはどうしようもないので、これは仕方のないことなのだ。思い残すことがないわけではない。エロ本の編集者としても、やりたくてやっていないことが、まだ、いくつもある。エロ本の編集者として、もし、日本の文化にエロが残るようなら、それを残してくれる人たちに伝えておきたいことも、まだ、いくつもあるのだ。一人のマニア編集者として、書き残していることもある。そして、ただのマニアとして、やっておきたかったことも、まだ、いくつかある。
 まあ、個人的な事情を、こうした公の場に書くことは愚かしくも品性に欠けることなので、そこではなく、エロ本の編集者としての話を書いておくというのはいいかもしれない。それなら、もし、エロ本でなくても、エロを何らかの形にしてくれる人たちの何かの参考にはなるかもしれないのだから。
 では、エロ本編集者として、筆者がやれなかったこととは何だろうか。
 たとえば、九割以上の人には分からないエロというものがある。もっとも、九割などというアンケートは集計したこともないし、そんなデータをどこかで見た記憶もないので、そこはいい加減なのだが、とりあえず、筆者も分からなかったようなエロ表現がいくつかあるのだ。
 そこで、筆者が知るかぎり「一人だけのマニア」の性癖という企画はどうだろうか。エロとギャグを結び付けたがるマニアがいた。縁日で売っているお面を女につけさせてセックスするのが好きなマニア。浣腸した液で玩具のボーリングのピンを倒させるマニア。あるいは絵としてのエロを追求するマニアもいた。リンゴを割ったり、ザクロを割ったりした物にエロを感じるというマニア。溶けるチョコレートに興奮するマニア。人気があっても筆者には分からない女体盛りとかワカメ酒というのもある。それは一人ではないので、ちょっと違うかもしれないが書き残しておきたいのだ。
 マニア雑誌でありながら、あまりに、少数のために、誌面に出来なかった、そんな性癖について書いて行くのも面白いかもしれない。
 自分の排泄物に精液をかけてくれと言うマニアの女がいた。これはおそらく一人だ。足の裏による愛撫がもっとも感じるという男がいた。口よりも手よりもいいのに、パイ擦りの店はあっても足擦りの店がないんだ、と、彼は怒っていた。これは一人ではないかもしれない。
 一人ではないが、書き残したいことがある。それでは「異端からの逸脱者」と、そんなタイトルで、どうだろうか。
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