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2023年10月28日06:24

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長野市と草津シーダーロッジの旅行

 妻の妹一家が長野市で暮らしており、おやき屋を営んでいる。その店を訪れ、五歳の甥、三歳の姪と戯れ、そのまま草津に移動する二泊三日の旅行に妻と車で行ってきた。
 妻の妹は彼女の夫がやっているおやき屋の2号店を運営している。築六十年の古民家をリノベーションしてこの四月にオープンさせた。1号店が販売のみなのに対し、2号店はイートインスペース、キッズスペースがあり、こども食堂も手がけている。妻の妹は元気いっぱいなのだ。
 ぼくたちが行った日も営業日だったので、昼ごろ着いたのだが、働いている姿をまぶしく見た。それから閉店する午後三時まで、ぼくたちは善光寺をお参りしたり参道にある藤木庵でそばを食べたりして時間をつぶした。
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(写真:善光寺、そば)
 おやき屋閉店後から翌日の午前中にかけて、妻の妹、その子供たち、妻とぼくの五人で城山動物園や生アイスクリーム屋に行って楽しんだ。子供たち二人が遠慮することも臆することもなくぼくたちとかくれんぼや追いかけっこで遊んでくれてとてもうれしかった。ぼくも久しぶりに走った。
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(写真:宿泊したSAIHOKUKAN HOTELに展示されていた色紙。今年の2月4日から5日にかけて、ここで棋王戦第一局が行われたらしい)
 生アイスクリーム屋は感動的においしかった。「ふるフル」という店で、ウリはヘーゼルナッツの生アイス(冷凍していないアイス)なのだが、この店はヘーゼルナッツが実る木を、店の裏にある畑で育てている。夏の終わりごろにナッツを収穫し、店内でペースト状にして生アイスに仕上げているらしい。そのせいでナッツの風味が明らかに濃厚でおいしい。
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(写真:ふるフル、生アイス、ヘーゼルナッツの木)
 それから草津のシーダーロッジに一路向かった。長野市から高速道路を使わずに二時間で行ける距離である。
 妻とシーダーロッジに行くのはこれで二年半ぶり九回目。二年半前といえば、新コロ騒動真っ只中の時期だったので、堂々と楽しんだというより、目立たないようにひっそりと決行したという心境だった。
 シーダーロッジは一年以上かけて全面改装し、この四月にリニューアルオープンした。それはまあいいのだが、改装にともなって一泊二食の金額が一万円も上がった。ヒョエー! でもどんなふうに変わったのか確認もしたかったので、思い切って予約した。
 大正解だった。客が部屋で過ごしているあいだに考えられる行動にきっちり対応していた。部屋の空間が広く、天井も高い。大画面のテレビを真正面に見られる位置にソファが設置され、そのテレビは地上波だけでなくYou tubeも見られるし、自分のアカウントでログインすればネットフリックスやプライムビデオも見られる。ベッドの横にコンセントがあり、携帯やタブレットを置ける小さな棚が設置されている。Tivoliのラジオがあり、持ち帰ってもいいアメニティは充実している。源泉掛け流しの温泉は浴槽が二つにあり、熱湯とぬる湯に分かれている。二人で過去に八回も来ているので、どこがどう変化したかが分かるのだが、二人とも感動するばかりだった。
 そしてフレンチのフルコースのディナーと和食の朝食も文句のつけようがない。それは写真では伝えきれない。だってどんな料理を食べたかは写真で分かるが、それが如何に質の高いものだったかは実際に食べた者にしか理解できないからだ。
 自分の人生でこんなに素敵な宿と出会えることはたぶんないだろう。今後もぜひ行きたい。
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(写真:館内二階から、部屋全景、Tivoli、メニュー、メインディッシュ、朝食)
 翌日、朝風呂を楽しみ、朝食を取ってチェックアウトし、思いがけなかった素晴らしい黄葉を堪能しながら軽井沢アウトレットまでドライブした。そこでシャツやトレーナーなどを買い、また素晴らしい黄葉を堪能しながら帰宅。素晴らしい旅だった。

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